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瑠璃色の補習

第11章 修学旅行5(治療)

部屋に帰ってきた成瀬はおしゃれなサンドイッチやフルーツサンドにコーヒーを買ってきた。

成瀬「美味しそうなのあったからいっぱい買ってきちゃったよ〜!冷める前に食べてから診察にしようか⁉︎瑠璃ちゃんコーヒー飲める?」

瑠璃「はい!ありがとうございます!」

成瀬「ミルクとお砂糖は?」

瑠璃「いただきます!」


成瀬は瑠璃の退行が治ってきているのに安心した。


成瀬「丈瑠は昔からブラックだもんな!」

北沢「よく覚えてるな!さんきゅー!」

成瀬「丈瑠は女子にモテるためとか言ってコーヒー飲む練習してたもんな笑」

北沢「そんな恥ずかしい話、瑠璃の前でするなよ!笑」

北沢と成瀬の中高の思い出話を聞きながら楽しい朝食を過ごした。


一同「ごちそうさまでした!」


成瀬「じゃあ、少し落ち着いたら診察してみようか⁉︎
これからやるのは内診っていって瑠璃ちゃんのお腹の中を赤ちゃんの穴から小さな器具を入れて傷ついてないかな?って調べる検査なんだけど先生やってもいいかな?」

瑠璃「お願い、します、、」

成瀬「そんな、いきなり検査だなんて怖いよな!でも、先生、腕いいからから安心して!笑」

北沢「自分で言うな!笑」

成瀬「ははは!笑 よしそれじゃあベッドの上でごろんってしようか!」

瑠璃「はい、、」

不安そうな瑠璃の様子を見た成瀬は

成瀬「瑠璃ちゃん、大丈夫。不安だったら丈瑠にもベッドに上がってもらってもたれかかる感じでやろうか!」

瑠璃「コクン///、、、」

ベッドに深く腰かけた北沢の足の間に座り、後ろから抱きしめられるような形で瑠璃は少し安心した。

成瀬「そしたらタオルかけておくから下のお洋服脱ごうか!スカートはそのままでも大丈夫だよ!」

瑠璃は北沢以外の人に秘部を見せたことがなく戸惑った。

瑠璃がなかなか脱げないのを察した成瀬は

成瀬「先生、お薬の準備してくるね!お洋服自分で脱ぐのムリそうだったら北沢先生にお手伝いしてもらってもいいからね?」

と席を外す。

瑠璃「先生、やっぱり恥ずかしい、、」

北沢「瑠璃、成瀬先生はどんなお医者さんよりも腕が良くて、何より信用できる大人だから大丈夫。もし、万が一のことがあっても俺が絶対に瑠璃のこと守るから、頑張って診てもらおう?」

北沢の言葉に安心したのか瑠璃の足の力が抜け、北沢はベールをとった。

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