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瑠璃色の補習

第1章 出会い

2人はどちらが高くこげるか競い合う

北沢「はぁ、はぁ、早河、お前体力あんなー!」

瑠璃「若いんで、、笑」

2人はこぐ足をとめて笑い合う。
北沢は初めてみた瑠璃の笑った顔に生徒としての愛しさを感じていた。

北沢「あっ!それ今日木田にも言われたー!」

瑠璃「、、、。今日、授業の日ですもんね、、。」

突然、瑠璃の口調が暗くなる。北沢はあえて明るく返事をする。

北沢「おー、そうな!」


長い沈黙が流れる。
北沢が再びブランコをこぎだそうとした時、

瑠璃「先生?」

北沢「ん?」

瑠璃「、、、。私の話、聞いてくれますか?」

北沢「あぁ。もちろんだ。」

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