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瑠璃色の補習

第6章 体育祭

幸い早河に大きな怪我はなかった。
捻挫で済んだようだ。

遠慮する瑠璃をおんぶし保健室に向かう。
瑠璃の髪の甘い香りがフワッと鼻をくすぐる。

ちっちぇーし軽いな、、

なんて思ってると

瑠璃「せんせ、、、」

北沢「ん?どうした?」

瑠璃「どうして私が怪我したって分かったんですか?」

そんなのお前しか見てなかったから
なんてそんなこと言えるわけねーよな笑

北沢「んだから、ちゃんと見てるって言ったろ?笑」

瑠璃「でも、先生どこにもいなかったのに、、」

北沢「何、俺のこと探してたの?笑」

瑠璃「、、、。はい、、。」

北沢「やけに素直じゃん、、。」

やばい、可愛すぎる。
もしかしてさっきキョロキョロしてたのも俺を探してくれてた?なんてそんなわけねーか笑笑

足の処置を行い、保冷剤を職員室に取りに行き帰ってくる途中で木田に会った。

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