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瑠璃色の補習

第8章 修学旅行2

その頃北沢は風間から連絡を受けていた。

風間「もしもし風間だけど、早河体調悪いみたいだから付き添ってやれよ。」

北沢「ん?もしもし?風間?今お前どこいんの?早河って言った??」

風間「記念公園のとこ。俺たちこれから2人で飯食いに行く予定だったんだけど早河からトイレ行った後体調悪いから先ホテル戻るって連絡来てて、、んだから北沢の方がよかったってことだろ?早河のこと頼んだからな」

北沢「てことは早河は体調が悪くてこれからホテルに戻ってくるってことだよな??風間お前は大丈夫か??」

風間「俺は大丈夫。鷹野たちと楽しくやるから早河迎えてやってくれ!」

北沢「早河のことはわかったけど風間も残りの時間しっかり楽しんで集合時間にはちゃんと帰ってこいよ?」

風間「ん、分かった。」

そんな電話を受け瑠璃に電話をしてみるもつながらない。
ホテルで待機してから1時間ほど経った頃瑠璃から着信が、、

いそいでとると

???「ほら早く脱げっていってんだろ?また痛い思いしたいのか?」

瑠璃「分かった、今そっちに行くから。」

音質が悪いが男と瑠璃が言い争ってる声が聞こえる。

???「ちっちゃなるりちゃんはブラジャーなんてしなくていいの!」

ブチッ

布を引きちぎる音がする。


ブラジャー??あいつは今どこにいるんだ?

瑠璃「こんな小屋に連れ込んで手足を縛って何がしたいの?13年前とは拓人も瑠璃も違うって分かるでしょ??」

瑠璃は小屋に連れ込まれている?
手足を縛られてる?
そこにいるのは拓人という男と瑠璃の2人なのか?
13年前??

瑠璃が俺に向けて状況を説明しているのか??

拓人「俺はあの頃のちっちゃい瑠璃ちゃんにどうしてももういっかい会いたいんだよ。さあお久しぶりだねちっちゃなちっちゃな俺の瑠璃ちゃん」

瑠璃「何を打つの?いい子にするから打たないで!!」

瑠璃が犯罪に巻き込まれている。
俺は無我夢中でホテルから飛び出していた。

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