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能里子見聞録

第2章 温泉旅行

 わたしの知り合い……本名はNGなので、取りあえずわたしの名前、能里子にしておくわね……の体験なんですけど、家族で温泉旅行に行ったんだそうです。

 家族構成を言っておくと、能里子は三十歳、旦那様は三十五歳、お子様はまだ四歳の男の子。結婚しているなんて羨ましい、なんて愚痴は置いておくわね。

 この温泉で、能里子は旦那さんと、い~っぱいエッチする気だったんですって。

 普段から「二人目がほしい」なんて言っていたんですって。その流れで温泉旅行になったんだそう。

 もう期待に胸わくわく、おまんこは汁だらだらだったんだって。これはわたしじゃなくって能里子が言っていたのよ。

 ここに出て来る能里子は知り合いのことで、わたしじゃないから、注意してね。……まあ、わたしだったとしても、同じでしょうけども。

 それで、旦那様が休みを取って某県の某温泉ホテルに旦那様の運転する車で行ったのね。名前は伏せてって言われたから言わないけど、温泉が有名な関東にある県よ。

 シーズンから外れていたから、結構空いていて、料金も少しリーズナブルだったんですって。

 当然、お客さんも少ない。

 広い和室のお部屋で、向こう三軒両隣りは空いていたそうよ。だから、思いっきり声を出しても大丈夫だわって能里子は思ったようね。はしたないわよねぇ。

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