幼なじみとSEX×5 〜ダメだとわかりながら抗えないカラダ〜
第10章 【Chapter10/5人に愛されて……】
予約して一緒に病院で診察してもらった結果、妊娠6週目だという事がわかった。
ちゃんと子宮の中で小さな命は宿っていた。
男泣きした京ちゃんを見て女医の先生は「パパしっかりね」と喝を入れてくださった。
「皆にはまだ報告しない方が良いかな?安定期っていつ頃だったっけ?」
「もう、先生の話ちゃんと聞いてなかったの?6ヶ月だよ、その頃には少しお腹出てるかもね」
「そっか、それまで来るなって言っとく」
「それじゃ皆、勘付くんじゃない?悪阻も出てくるだろうし、まぁ、言っても良いよ、その上で遠慮してもらおう?お互いの実家には安定期過ぎてからお知らせしようね」
「うん!そうしよう」
「んふふ、京ちゃん、良いパパになりそうだね」
「俺の方が毎日ドキドキしてるよ、まだ実感なんてないけど紘子のお腹に命宿ってんだって思ったらすげぇ頑張らなきゃって思う……あぁ、クソ、また泣けてきちゃうだろ」
ティッシュで目頭を押さえる姿にまた笑った。
産まれた瞬間なんてどうなるの?これ。
そうね、うんと赤ちゃんに負けないくらい泣いてもらいましょうか。
まだ出ても居ないお腹擦られてたくさんキスしてくる。
不思議だね、あれほどあった性欲も一旦落ち着いてくる。
抜いてあげなきゃって思うけど、
「無理したらダメ」と怒られる。
「紘子に再会するまで一人で抜いてきたんだから大丈夫」
真剣な顔して言うもんだから思わず頷いてしまった。
優しくハグしてくれて
「でも毎日こうやって触れ合ってはいような?抱き締めるだけですげぇ幸せだから」って背中を撫でてくれる。
3Pや寝取られて興奮していた京ちゃんは何処へ?といった感じ。
毎日健康チェックされて診察は毎回ついてきた。
「おめでとうございます、こちらが母子手帳となります」
母子手帳も受け取って、エコー写真の中の小さなひょうたんみたいな形をした命に2人して感動していた。
「コレが心臓……週数通りの大きさだし問題はないわね、そろそろ悪阻も出てくるから食べれなくなっても水分はしっかり摂ってね、要は食べ過ぎない事、今は体重増えてなくて当たり前、後期は一気に増えるから油断しないようにね」