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先ほどまで、ペンシル型ライトだけでは、気がつかなかったが、岩壁に一枚の板が、埋め込まれていた。長さ120センチ程で、厚さは、5センチぐらいあった。その板には、行書の文字が、書かれていた。良く見れば彫刻刀でも掘られていた。赤色で染めらていたので、後々の事を考えて、残った、女、子どに、重要な事を、伝えたかったのだろう、女、子供、でも、動かせる、仕掛けのようだった。5センチの厚めの板は、赤色で、行事で、文字が書かれていた。書かれていた文字は、家族守れ、友人を守れ、鬼神降臨、田中理沙には、文字は読めても、言葉の意味が、よくわからなかった。一枚板の左側に目線を向けると、直径10センチ程の、丸い棒が、岩に刺さっている。近寄って見ると、丸い棒の脇から、ポタン、ポタン、水滴が落ちていた。人のお尻をしたみたいな岩ね、何気に岩を触ってみたら、それは岩ではくて、粘土を固めた代物だった。この丸い棒って、溜め池の元栓なのかな？