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出会い系サイトのレイプマン

第1章 レイプマン登場

足元に眼を向けると、同じような丸い棒が、落ちていた。そして、田中理沙は驚いた顔をしている。なんと、溜め池の元栓は、男性の男根の彫り物で、止められていたのだ。高滝神社の御神体といい、溜め池の元栓といい、なんとも変わった、部落だと、思わずには、いられなかった。理沙!
大変よ!ライトの明かりが、見てるわ、あの人達は、どこまでも追ってくるわよ、ええっ!もう、やって来たの?逃げても、逃げても、追ってくるのね!必死になって、逃げても、周到に追ってくる、獣、まさにアフリカのサバンナにいる、ハイエナそのものだ。うっ、うっ、うっ、酷いわ、酷いわ、私が何をしたって、言うの、?目の前の真理恵は、急に泣き出した。理想の恋愛と結婚を夢見ていた結末は、悲惨な物だった。素敵な出会いが、したい、そう思っていたのに、拓也さん、こんな事になるなら、下手な駆け引きなんて、しなければ、よかった。真理恵は元の婚約相手の事を、思いだして、後悔をしていた。

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