デーモンハント
第1章 かくれんぼ
少女は震えていた。
暗いクローゼットの中に小さな体を押し込んで、声が出ないように口をふさぎながら、涙を流していた。
室内に充満する血の臭いに、吐き気がする。
そして、何よりも、耳に届く声が恐ろしかった。
「あんっ、いゃっ、ひゃうっ!」
パンパンと素肌同士がぶつかる音に、喘ぐ声。
その声は大好きな姉のものだ。
クローゼットの僅かな隙間から見える光景。
黒いヤギの頭をしていて、背中から羽の生えた大柄な化け物が、姉に覆い被さって腰を振っている。
深く体を貫かれた姉は、涙を流しながら、体を揺らされていた。
「やめ、もう、お腹、いっぱぃなのぉ!」
姉の声が聞こえる。
化け物に犯されて、腹の中を汚されて、快感に飲まれて……。
その姉の声が恐ろしくて、少女はガタガタと震えていた。
暗いクローゼットの中に小さな体を押し込んで、声が出ないように口をふさぎながら、涙を流していた。
室内に充満する血の臭いに、吐き気がする。
そして、何よりも、耳に届く声が恐ろしかった。
「あんっ、いゃっ、ひゃうっ!」
パンパンと素肌同士がぶつかる音に、喘ぐ声。
その声は大好きな姉のものだ。
クローゼットの僅かな隙間から見える光景。
黒いヤギの頭をしていて、背中から羽の生えた大柄な化け物が、姉に覆い被さって腰を振っている。
深く体を貫かれた姉は、涙を流しながら、体を揺らされていた。
「やめ、もう、お腹、いっぱぃなのぉ!」
姉の声が聞こえる。
化け物に犯されて、腹の中を汚されて、快感に飲まれて……。
その姉の声が恐ろしくて、少女はガタガタと震えていた。