ほしとたいようの診察室
第8章 入院生活は続く
「うん。上手だね、のんちゃん。じゃあ次は、前の方も触っていくよ」
大海先生の声がカーテンの向こうから飛んでくる。
「吹田先生、陰核見えるように開いててもらってもいいですか?」
「了解」
吹田先生が開いたところは……わたしの蕾が眠るところ。
「だ……め……」
息を切らしながら、最後に抵抗してみたけれど、それが受け入れられることもない。
「ごめんね、触るよ。ちょっと気持ちいいの我慢してね」
「い、やっ……!」
そう言われて、2つの手が中と外を同時に触れていく。恥ずかしくて仕方ない。
「ちゃんと悪いの出ていってるからね」
そして、気持ち良くて……、体をよじる。
……はやく、終わって……。
だんだんと熱を持ち始めて、達してしまいそうなことを認めざるを得ない。
「のんちゃん。動かないで。つらいね」
陽太先生がすぐにわたしの両手をしっかり包み込む。
浴びせられる快楽はとんでもない量なのに、それをどうすることもできずに、ただ悶えるだけだった。
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