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シャイニーストッキング

第8章 絡まるストッキング7      本部長大原浩一

 235 律子の美しさ

 やはり…

 やはり律子は私に、私のカラダの何処かに、GPSを仕掛けているに違いない、いや、間違いない…

 そう、瞬時に思ったのである。

「もぉ、本当ですよぉ、まさか会えるとは思ってませんでしたぁ…」
 だが、満面の笑顔でそう言ってくる。
 そして、その笑顔は、私の心を更に震わせてくる様な美しい笑顔といえた。

 うわ、なんて…

 思わず、その美しい笑顔に見とれてしまう。

 そういえば日中の外で律子を見る、いや、会ったのは初めてだな…
 そう想い、改めて律子の顔を眺める。
 
 うわぁ、色が真っ白でまるで透明みたいだ…

 いや、なんて綺麗な肌なんだ…

 ドキドキドキドキ…
 更に高ぶりが増してきてしまう。

 そして、サマーベッドから立ち上がったその律子の抜群のプロポーションの水着姿に、更に違った昂ぶりをも感じてきていたのである。

 身長は約170センチ近く、ほぼ八頭身といえる程に本当に小さな顔…

 小振りだが形の良いバスト…

 キュッと締まっているウエストに、綺麗にアップしているヒップライン…

 そして膝下が長い、美しい脚のレッグライン…

 それらを黒、紺、金色のグラデーションのラインが入ったハイレグに近い水着…
 が、更に抜群のプロポーションを彩り、際立たせていた。

『いやぁ、凄いいい女がいるなぁ…』

『モデルみたいだなぁ』

『あんな美人初めて見たよぉ…』

 さっき微睡んでいる時に聞こえていた若い男の子達の感嘆の声が蘇ってくる。

 本当だ、なんて綺麗なんだ…

 なんていい女なんだ…

 多分、私は目の前に立っている水着姿の律子の事を、まるで舐め回すかの様ないやらしい視線で見つめていたのであろう…

「もぉ、いやですわ、そんな見ないでください…」
 と、恥ずかしそうに言ってきたのだ。

「あ、あぁ、ごめん…
 あまりにも綺麗なんでつい…」
 私は必死に言い訳をしていく。

「実は、わたしの方が早くプールに来ていて…」

 私と甥っ子達のやり取りや、行動の様子をずっと伺っていたのだという…

「まさか会えるとは思って無かったからドキドキしちゃってなかなか声が掛けられなかったんです…」
 …それにこんな○○ゆうえんちまで来てるのかって、ストーカー行為みたいに思われちゃったらって…
 




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