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シャイニーストッキング

第8章 絡まるストッキング7      本部長大原浩一

 261 衝動

 私はいつもより執拗に律子の右側の乳首を舐め、吸い、舌先で弄っていく。
 そして自らの右手指先では、左側の乳首を優しく弄り、転がす。
 そして左手はゆっくりと焦らしながら下半身へと撫で回していく。

「はぁん、あぁ…」
 律子はそんな私の執拗な胸への愛撫に喘ぎ、身震いしながら身悶えていた。

 いつもの私は脚フェチ、ストッキングフェチであるから、どちらからといえばそんな胸への執拗な愛撫はほぼしなかった、もちろん丁寧な愛撫はしていたのだが、どうしても比重は脚になっていたのである。
 だからこのいつもとは違った愛撫に余計に身悶えていた。

 せっかく上半身を拘束状態で自由が効かない様にしているからと、たっぷりと胸への愛撫を責め、そして私自身も愉しんでもいたのである。
 だから執拗に乳首を舐め弄り、指先で乳首を弄り、片方の手でゆっくりと下半身へと撫で下ろしていった。
 そして左手指先が捲れ上がっているスカートの中へと入り、パンティの股間の縁をまさぐっていく。
 今夜の律子は珍しくストッキングは穿いてはいなかった。

 さすがに真夏のプール遊びの後であったから穿かなかったのであろう…

 だが、いくらストッキングフェチとはいえ、毎回、いつも、ストッキングにこだわっている訳では無いのである。
 そしてさすがに真夏のストッキング着用まは、期待はしていない。

「あん…」
 下ろしていた左手人指し指の指先をパンティの縁から侵入させると、そう小さく喘ぎ、ビクンと震えた。
 既に興奮の昂りで、股間は溢れるばかりに濡れて、いや、濡らしている。

 ああ、舐めたい…
 本当は一刻でも早く、この愛おしい律子の股間の、溢れ出て居る甘い蜜を、そして薄い柔らかなヒダの肉を舐めたい衝動が湧いているのであるが、私は必死に堪えていたのだ。

 せっかく、こうして上半身部分を拘束状態にしているのだから、普段はしないような愛撫を、そう、執拗な乳首への責めをするのだ…
 そう思っていた。

 できるなら、この胸中心の愛撫の責めで、一度律子をイカせたい…
 そうとも思っていたのだ。

 そしてとにかく、この愛おしい律子をとことん弄り…

 悶えさせ…

 淫れさせ…

 狂わせ…

 イカせてみたい…
 
 そんな衝動が…

 そしてオスの欲望が…

 湧き起こっていたのである。




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