
シャイニーストッキング
第9章 絡まるストッキング8 部長佐々木ゆかり
30 高まりから昂ぶりへ
「あっ、うん、そうよ…」
わたしは今度はザワザワから、少しドキドキとしてきていた…
「わたしがコールセンター部の課長として異動してきた時に部長だったの」
ドキドキが止まらない…
「そうなんですかぁ…」
越前屋さんはまだ高揚気味な顔をしている。
「えつがそんなこと言うなんて珍しいからさぁ、わたしもその本部長さん見てみたいなぁ」
すると伊藤さんは、興味津々な顔でそう言ってきた。
「あ、うん、そうね、どっちみち伊藤さんはこのお盆休み明けに、大原本部長と軽く面談してもらいますよ」
そうわたしが言う。
「えっ、そうなんですかっ」
少し嬉しそうな顔をしてくる。
「うん、そう、○△生命保険会社では執行役員だけど、本社では本部長だし、この新しい『ANL生命』も大原本部長の直属の部署となるから…」
「そうなんですか」
「うん、そうなのよ、ただ今は、わたしが表面上の『準備室長』として責任者になっているだけだから…
そしてこの採用枠等の判断もわたしの裁量に任されているだけなのよ…」
「ええ、ゆかり室長、すごぉい…
そんな裁量の権限任されてるんだぁ…」
と、そこまで話すと越前屋さんが高まった声を出してきたのだ。
「え、うん、ま、カタチだけだけどね、最終的には彼、あ、いや、大原本部長が判断しますけど、基本的にはわたしの判断に任せているってことかなぁ」
わたしは一瞬、『彼』と言ってしまい、ドキッとしてしまう。
「うわぁ、お二人はぁ、すごぉい信頼関係なんですねぇ」
越前屋さんはややテンション高めでそう言ってきた。
どうやら二人は、この失言には気付かないようであった…
「え、あ、うん、ま、本部長とは二年以上の関係だからね…」
仕事も、男女の関係も二年以上なのだが…
そう思ってしまい、更にドキドキと高まりは昂ぶりに変わってきていた。
「えぇ、でもぉ、いいなぁ」
そう越前屋さんは言ってくる。
「でもえつがそこまで言うなんて、本当に珍しいわよねぇ…
相当素敵なんだろうなぁ…」
と、伊藤さんも更に興味津々の顔をして言ってきた。
「それにねぇ、すごく大人なんだけどねぇ…
かわいいところもあるのよぉ…」
すると越前屋さんは更に目をキラキラと輝かせて、そう言ってきたのだ…
「あっ、うん、そうよ…」
わたしは今度はザワザワから、少しドキドキとしてきていた…
「わたしがコールセンター部の課長として異動してきた時に部長だったの」
ドキドキが止まらない…
「そうなんですかぁ…」
越前屋さんはまだ高揚気味な顔をしている。
「えつがそんなこと言うなんて珍しいからさぁ、わたしもその本部長さん見てみたいなぁ」
すると伊藤さんは、興味津々な顔でそう言ってきた。
「あ、うん、そうね、どっちみち伊藤さんはこのお盆休み明けに、大原本部長と軽く面談してもらいますよ」
そうわたしが言う。
「えっ、そうなんですかっ」
少し嬉しそうな顔をしてくる。
「うん、そう、○△生命保険会社では執行役員だけど、本社では本部長だし、この新しい『ANL生命』も大原本部長の直属の部署となるから…」
「そうなんですか」
「うん、そうなのよ、ただ今は、わたしが表面上の『準備室長』として責任者になっているだけだから…
そしてこの採用枠等の判断もわたしの裁量に任されているだけなのよ…」
「ええ、ゆかり室長、すごぉい…
そんな裁量の権限任されてるんだぁ…」
と、そこまで話すと越前屋さんが高まった声を出してきたのだ。
「え、うん、ま、カタチだけだけどね、最終的には彼、あ、いや、大原本部長が判断しますけど、基本的にはわたしの判断に任せているってことかなぁ」
わたしは一瞬、『彼』と言ってしまい、ドキッとしてしまう。
「うわぁ、お二人はぁ、すごぉい信頼関係なんですねぇ」
越前屋さんはややテンション高めでそう言ってきた。
どうやら二人は、この失言には気付かないようであった…
「え、あ、うん、ま、本部長とは二年以上の関係だからね…」
仕事も、男女の関係も二年以上なのだが…
そう思ってしまい、更にドキドキと高まりは昂ぶりに変わってきていた。
「えぇ、でもぉ、いいなぁ」
そう越前屋さんは言ってくる。
「でもえつがそこまで言うなんて、本当に珍しいわよねぇ…
相当素敵なんだろうなぁ…」
と、伊藤さんも更に興味津々の顔をして言ってきた。
「それにねぇ、すごく大人なんだけどねぇ…
かわいいところもあるのよぉ…」
すると越前屋さんは更に目をキラキラと輝かせて、そう言ってきたのだ…
