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シャイニーストッキング

第9章 絡まるストッキング8        部長佐々木ゆかり

 98 黒歴史…(33)

 つまり蓮は、母親であり、大女優である『三山圭子』に見惚れていたのである…

「はぁぁ……ぁぁ………」
 
 そしてわたしは完全に確信した…


「ほらぁ…圭子ぉ…いや…蓮…
 ママが…ママがぁ…感じているわよぉ…」

「はぁんん…あぁぁ…」
 わたしがそう囁くとすかさず反応してきた。

「ほらぁ…」

 ジュバ、ジュル、ジュルル…

 ニチャ、ニュチャ、ヌチャ…

 わたしは再び責め、弄りながら囁いていく。

「ほらぁ…蓮がぁ…圭子を…ううん…ママを責めてるわよぉ…」

「はぁうぁぁ…」
 わたしがそう囁いた瞬間である、ビクンと大きく震え、喘ぎを上げ、激しく身悶えし始めてきたのだ。

 もちろん、鏡を見つめながらである…

 わたしの唇が、指先が、アナルバイブを弄る手が蓮に取って代わり、そして鏡に映っている女装をして母親に変身している蓮自身が完全に三山圭子、つまりママになっている。

「ほらぁ…蓮がぁ…ママを…」
 そしてわたしがそう囁いた途端であった。

「はぁんんっ…あっ…や…んんっ…あぁぁ…ママぁ…ママぁ…ママぁぁぁ……」
 突然、そう叫び出したのだ。

「ほらぁ…蓮がぁ…ママを…ママを…ヤッてるのよぉ…」
 わたしは更に続けて、そう煽っていく。

「はぁうぁぁ…
 ママぁ…ママぁ…ママぁ…ママぁ…」
 鏡を見つめながら蓮は、そう叫び続ける。

 そう、既にこの女装した圭子はいつもの男としての『蓮』に戻っており、この鏡に映っている『三山圭子』を、つまり母親である『ママ』を見つめながら愛し、抱いているのだ…

「はぁん…ママぁ…ママぁ…ママぁ…」
 蓮はそう叫びながら、全身をビクン、ビクンと痙攣の如くに激しく震わせながら、熱い精をペニスから噴き出した。

「ま、ママぁ…
 っくぅぅぁぁぁぁ………………」
 そして絶頂感の叫びを上げていく。

 その絶頂感の激しさは、あっという間に受けていたわたしの口から精が溢れ、思わず唇を離してしまっても二度、三度、四度と、まだまだ噴き出しは止まらない程であった。

 そして最後には、精とは違ったナニかを噴き出したのだ…




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