
シャイニーストッキング
第9章 絡まるストッキング8 部長佐々木ゆかり
118 早く逢いたい
「いや、仕事ではあるんスけど、こうして佐々木部長と二人で食事できるのが嬉しくってぇ」
「ええ、そうなの」
「あ、はい…、まるでデートみたいじゃないっスかぁ…」
と、満面に笑みを浮かべながら言ってきたのである。
「いやいや、デートじゃないから、それにわたし達はカップルには見えないから…」
「えー、そうスかぁ、でももしかしたら見えるかもしれないっスよぉ」
「いや、見えないわよ…
女上司と部下にしか見えないわよ」
わたしは笑いながらそう言う。
そしてすっかり気分も良くなってきていた…
「そうかなぁ…」
本当にこの杉山くんには色々な意味で救われているといえる。
そして、その杉山くんの明るさに心が軽くなり…
そうだ、今日の夕方にはゴルフから帰ってくるんだ…
遅くとも夜には彼に、大原浩一本部長に逢えるんだ…
と、突然、その事を思い出させてくれたのだ。
ああ、早く逢いたい…
そして昨日、今日の嫌な事を消し去るほどに激しく抱かれたい…
思わずそう想い、少しだけ心を昂ぶらせ、疼かせてしまう。
「あ、そうだ、ほら、今日はもう直帰でいいからね…
後は、連休明けでいいから…」
そんな昂ぶりを押さえながら、上司然として杉山くんにそう言って、そして食事を終え、わたしと杉山くんはここで別れる。
いよいよ、ようやくわたしのお盆休みが始まる…
そして彼にようやく逢える、いや、ようやく抱かれるのだ…
昂ぶる想いが心を高鳴らせてきていた。
時間は午後2時半を過ぎた辺りである…
あと少し…
わたしはだけは一度、書類をまとめる為に会社に向かう…
会社から電話すればいいか…
ワクワクとした高鳴りが止まらない…
「いや、仕事ではあるんスけど、こうして佐々木部長と二人で食事できるのが嬉しくってぇ」
「ええ、そうなの」
「あ、はい…、まるでデートみたいじゃないっスかぁ…」
と、満面に笑みを浮かべながら言ってきたのである。
「いやいや、デートじゃないから、それにわたし達はカップルには見えないから…」
「えー、そうスかぁ、でももしかしたら見えるかもしれないっスよぉ」
「いや、見えないわよ…
女上司と部下にしか見えないわよ」
わたしは笑いながらそう言う。
そしてすっかり気分も良くなってきていた…
「そうかなぁ…」
本当にこの杉山くんには色々な意味で救われているといえる。
そして、その杉山くんの明るさに心が軽くなり…
そうだ、今日の夕方にはゴルフから帰ってくるんだ…
遅くとも夜には彼に、大原浩一本部長に逢えるんだ…
と、突然、その事を思い出させてくれたのだ。
ああ、早く逢いたい…
そして昨日、今日の嫌な事を消し去るほどに激しく抱かれたい…
思わずそう想い、少しだけ心を昂ぶらせ、疼かせてしまう。
「あ、そうだ、ほら、今日はもう直帰でいいからね…
後は、連休明けでいいから…」
そんな昂ぶりを押さえながら、上司然として杉山くんにそう言って、そして食事を終え、わたしと杉山くんはここで別れる。
いよいよ、ようやくわたしのお盆休みが始まる…
そして彼にようやく逢える、いや、ようやく抱かれるのだ…
昂ぶる想いが心を高鳴らせてきていた。
時間は午後2時半を過ぎた辺りである…
あと少し…
わたしはだけは一度、書類をまとめる為に会社に向かう…
会社から電話すればいいか…
ワクワクとした高鳴りが止まらない…
