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シャイニーストッキング

第9章 絡まるストッキング8        部長佐々木ゆかり

 159 余韻…

 わたしにはそれの罪悪感は浮かんでこなかったのだ…

 いや…

 それよりも…

 むしろ…

 美冴さんと、いや、美冴さんに抱かれ、愛されてみたい…

 そして美冴さんを抱き、愛してみたい…
 と、リアルに想い浮かべてしまったのである。

 そう想った瞬間に、また再び、アソコがズキズキと疼き始めてきた…

「あぁ、もお…」

 だが時刻は午前6時になりつつある…

 今日は当番出勤なのだ、だから、そろそろ起きなくてはならないのだ。
 いつまでも、昨夜の自慰の快感の余韻に浸っている訳にはいかないのである。

 そうだ、シャワーを浴びよう…
 そうすれば少しは余韻の疼きも収まる筈だ。

 だが、このシャワーがいけなかった…
 なぜならば、シャワーは裸、全裸になるのだ、そしてボディシャンプーのヌルヌルが、また曲者であったのである。

 また再び硬く勃ってしまった乳首にボディシャンプー塗れのヌルヌルな指先が触れてしまい、快感の電流が全身に拡散され、わたしの疼きのスイッチを再び押してしまったのだ。
 そしてその疼きに無意識に命じられてしまい、つい、指先をアソコに導いてしまったのである。

「あっ……んんっ………」
 アソコはボディシャンプーとはまた違う、ヌルヌルさになっていたのだ。

 もういいや…

 きっと昨夜の快感がまだ足らなかったのだろう…
 わたしはそう開き直り、再び指先でクリトリスを弄り、そして快感を貪っていく。

「あん…あ…ふぅぅ……」
 だが、時間はあまりない、急いで右手でクリトリスを弄りながら、もう片方の左手の指先を挿入れて中を掻き回していった。

「あん…はん…はぁぁん…やん……」
 わたしは両手で弄り、急ぎ快感を貪りながらシャワールームの壁に寄り掛かる。
 
「あん…や…ん…やん…はぁ…」
 ジャー…と、いうシャワーの水流の音と、わたしの喘ぎ声がシャワールームの中でエコーの様に響いていく。

 そして再び脳裏には美冴さんの顔が、美しい妖艶なあの夜の笑みが浮かび、そして見つめてきていた…

「あぁ…みさえ…さぁん……」

 絶頂感の痺れが子宮の奥から湧き上がってくるようであった…
 そしてその昂ぶりと共に膝の力が抜けてきてしまい、立っていられなくなってきつつあった。

「あんっ…やん…いっ…っくうぅぅ…」
 
 


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