シャイニーストッキング
第16章 もつれるストッキング5 美冴
48 混ざってる…
「ふうぅ……」
わたしは吐息を漏らし、開いた胸元に顔を寄せ…
「本当に、甘いわね……」
と、囁き、そして続けて…
「少し……混ざってるけど……ね………」
と、今度は本当の嫌味を囁いた。
いや、嫌味ではなく、本当に、彼特有の甘い体臭に、微かなフレグランスの芳香が…
そう、シャネルの香りが…
混ざっているみたい。
「あ……え………」
彼はそんなわたしの囁きに、一気に動揺を見せてくる。
「ふぅん…」
そしてこの動揺は…
このワイシャツの胸元から漂う微香の意味に、なんとなくわたしには見当が付く。
「ふぅん、ほら…」
わたしはそんな彼の動揺に確信しながらも…
「ほら、下も……ね」
スラックスのベルトに手を掛け…
「あ……」
カチャカチャ…と、ベルトを外し…
「さぁ、ほらぁ…」
と、彼に腰を浮かさせて…
「う、あぁ…」
一気にスラックスを引き、脱がしていく。
「あら、すごい…」
目の前にトランクスの股間の三角形の山が現れ…
その頂上が小さく、フルフルと脈打っている。
「こんなに…すごい…わ……」
わたしはそう呟き、顔を寄せていく。
「あ、み、みさ…え…」
そしてその頂に手を触れ、トランクスの会わせ目から、怒張を露にした。
その露れた怒張は小さく、フルフルと脈打ち、反り返る…
「……してあげる……ね…」
わたしはそう囁き、怒張を握り、唇を寄せていくと…
あら…
再び、シャネルの微香が漂ってきたのだ。
「ふ……」
この怒張にも漂うその微香に…
ある情景がありありと脳裏に浮かんできたのである。
え、あの後に…
わたしたちが帰った後に?
浮かんできたその情景は、彼と松下秘書との常務室での痴態…
「ずいぶんとおさかんなのね……」
思わずそんな嫌味がまた漏れてしまう。
「あ、い、いや……………」
図星だったのだろう…
彼は絶句する。
「ふ…ま、いいけどね………」
そう、そんなことはどうでもいい。
逆に、そのくらいの方が、却ってわたしの心を昂ぶらせてくるから…
だって、今夜、わたしは、彼を、大原浩一というオトコを、松下秘書から取り返すのだから…
そしてゆかりさんからは、盗り、奪るのだから………
独占欲という欺瞞の想いが、また、沸々と昂ぶってきた。
「ふうぅ……」
わたしは吐息を漏らし、開いた胸元に顔を寄せ…
「本当に、甘いわね……」
と、囁き、そして続けて…
「少し……混ざってるけど……ね………」
と、今度は本当の嫌味を囁いた。
いや、嫌味ではなく、本当に、彼特有の甘い体臭に、微かなフレグランスの芳香が…
そう、シャネルの香りが…
混ざっているみたい。
「あ……え………」
彼はそんなわたしの囁きに、一気に動揺を見せてくる。
「ふぅん…」
そしてこの動揺は…
このワイシャツの胸元から漂う微香の意味に、なんとなくわたしには見当が付く。
「ふぅん、ほら…」
わたしはそんな彼の動揺に確信しながらも…
「ほら、下も……ね」
スラックスのベルトに手を掛け…
「あ……」
カチャカチャ…と、ベルトを外し…
「さぁ、ほらぁ…」
と、彼に腰を浮かさせて…
「う、あぁ…」
一気にスラックスを引き、脱がしていく。
「あら、すごい…」
目の前にトランクスの股間の三角形の山が現れ…
その頂上が小さく、フルフルと脈打っている。
「こんなに…すごい…わ……」
わたしはそう呟き、顔を寄せていく。
「あ、み、みさ…え…」
そしてその頂に手を触れ、トランクスの会わせ目から、怒張を露にした。
その露れた怒張は小さく、フルフルと脈打ち、反り返る…
「……してあげる……ね…」
わたしはそう囁き、怒張を握り、唇を寄せていくと…
あら…
再び、シャネルの微香が漂ってきたのだ。
「ふ……」
この怒張にも漂うその微香に…
ある情景がありありと脳裏に浮かんできたのである。
え、あの後に…
わたしたちが帰った後に?
浮かんできたその情景は、彼と松下秘書との常務室での痴態…
「ずいぶんとおさかんなのね……」
思わずそんな嫌味がまた漏れてしまう。
「あ、い、いや……………」
図星だったのだろう…
彼は絶句する。
「ふ…ま、いいけどね………」
そう、そんなことはどうでもいい。
逆に、そのくらいの方が、却ってわたしの心を昂ぶらせてくるから…
だって、今夜、わたしは、彼を、大原浩一というオトコを、松下秘書から取り返すのだから…
そしてゆかりさんからは、盗り、奪るのだから………
独占欲という欺瞞の想いが、また、沸々と昂ぶってきた。
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