
シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング9 美冴とゆかり
237 女神の微笑み
「そうかぁ…え、でも?…」
さすがにシカトは可哀想かな、とは思ったのだが…
一瞬にして、この後美冴さんが帰ってしまうのかと慌ててしまう。
すると…
「うん…お盆の色々な用事が忙しいから、また、夜にでもメールする…
って返信しといたの…」
美冴さんは瞬時に、わたしの心の揺らぎを察知したかの様にそう言ってきたのである。
「あ、そ、そうなんだぁ…
良かったわ…」
と、わたしは思わずそう呟く。
「だって…
まだまだゆかりさんと…
一緒に居たいから…」
すると、美冴さんはそうまで言ってくれた。
「え……」
わたしはそんな美冴さんの言葉に嬉しくて、詰まってしまう。
まだまだ一緒に居たいからって…
嬉しくて…
心が震え…
また、再び、美冴さんを抱きしめ、愛したい衝動が湧き起こってくる…
そしてわたしは、ベッドの上に座っている美冴さんを抱きしめようと近いていく。
「あ…、ね、ねぇゆかりさん…」
すると…
「お、お腹空きませか?…」
少し恥ずかしそうに言ってきた。
「え…」
確かに時刻は間もなくお昼にはなるのだが…
わたしは今朝のホテルでの遅い朝食のせいで、まだ、お腹は空いてはいない…
それに美冴さんだって、そこまではお腹が空くとは思えない。
あ、そうか…
その時、わたしは閃いた。
そうか、そうだわ…
マンションに帰ってから、わたし達は済し崩し的な勢いで愛し合ってきてしまっていた…
わたし自身も…
『止めなくちゃ、一旦、止めなくちゃ』
『キリがない…』
等々、内心想ってはいたのだが、あまりにもビアンの衝動が強過ぎて、どうにも止めるきっかけがなく迷走気味になっていた…
そこで、そんなタイミングでのあの電話着信であったのだ。
そして、ようやく止められた…
なのにわたしはまた、この美冴さんの『女神の微笑み』に、また、再び昂ぶりを感じてしまい…
にじり寄ってしまった。
「そうかぁ…え、でも?…」
さすがにシカトは可哀想かな、とは思ったのだが…
一瞬にして、この後美冴さんが帰ってしまうのかと慌ててしまう。
すると…
「うん…お盆の色々な用事が忙しいから、また、夜にでもメールする…
って返信しといたの…」
美冴さんは瞬時に、わたしの心の揺らぎを察知したかの様にそう言ってきたのである。
「あ、そ、そうなんだぁ…
良かったわ…」
と、わたしは思わずそう呟く。
「だって…
まだまだゆかりさんと…
一緒に居たいから…」
すると、美冴さんはそうまで言ってくれた。
「え……」
わたしはそんな美冴さんの言葉に嬉しくて、詰まってしまう。
まだまだ一緒に居たいからって…
嬉しくて…
心が震え…
また、再び、美冴さんを抱きしめ、愛したい衝動が湧き起こってくる…
そしてわたしは、ベッドの上に座っている美冴さんを抱きしめようと近いていく。
「あ…、ね、ねぇゆかりさん…」
すると…
「お、お腹空きませか?…」
少し恥ずかしそうに言ってきた。
「え…」
確かに時刻は間もなくお昼にはなるのだが…
わたしは今朝のホテルでの遅い朝食のせいで、まだ、お腹は空いてはいない…
それに美冴さんだって、そこまではお腹が空くとは思えない。
あ、そうか…
その時、わたしは閃いた。
そうか、そうだわ…
マンションに帰ってから、わたし達は済し崩し的な勢いで愛し合ってきてしまっていた…
わたし自身も…
『止めなくちゃ、一旦、止めなくちゃ』
『キリがない…』
等々、内心想ってはいたのだが、あまりにもビアンの衝動が強過ぎて、どうにも止めるきっかけがなく迷走気味になっていた…
そこで、そんなタイミングでのあの電話着信であったのだ。
そして、ようやく止められた…
なのにわたしはまた、この美冴さんの『女神の微笑み』に、また、再び昂ぶりを感じてしまい…
にじり寄ってしまった。
