シャイニーストッキング
第12章 もつれるストッキング1 松下律子
38 シンパシー
「あらあら、越前屋さんもですかぁ?」
「えっ?」
「わたしも大原常務さまは素敵だなぁって…」
ここで越前屋さんと仲良く、親密になっておいて損は無い。
「二人一緒ですね」
と、にこやかに微笑んだ。
「うわぁ、松下さんもなんだぁ…
わたしもぉ大原常務に憧れてるんですぅ…」
「はい、本当に素敵ですよね」
「はぁい…」
そしてわたしと越前屋さんでしばらく盛り上がり、完全に彼、大原常務シンパシーとなった。
この越前屋さんと仲良くなっておけば、この先損は無い筈であろう…
いや、ライバルである佐々木ゆかりとの中間位置として最適な存在になる筈である。
そして更にしばらく雑談を交わし…
「あ、そう、越前屋さんは今日は定時でと云われてます…」
と、午後5時30分、彼女を帰す。
「じゃあ松下さん、また明日ですぅ…
あ、よかったらぁ、携番交換してください」
「はい、ぜひお願いします」
そんな感じで、わたし達はすっかり仲良しになった。
そして午後6時過ぎ、彼、大原常務が戻ってきた…
「じゃあ行こうか…」
「はい」
わたしと彼はこれから二人で、山崎のおじさま、山崎専務に会いに行く…
そして、夕食がてら、このわたしの秘書就任の裏話等や、いや違う…
わたしの秘密を彼に曝す…
いや、打ち明けるのだ。
「あらあら、越前屋さんもですかぁ?」
「えっ?」
「わたしも大原常務さまは素敵だなぁって…」
ここで越前屋さんと仲良く、親密になっておいて損は無い。
「二人一緒ですね」
と、にこやかに微笑んだ。
「うわぁ、松下さんもなんだぁ…
わたしもぉ大原常務に憧れてるんですぅ…」
「はい、本当に素敵ですよね」
「はぁい…」
そしてわたしと越前屋さんでしばらく盛り上がり、完全に彼、大原常務シンパシーとなった。
この越前屋さんと仲良くなっておけば、この先損は無い筈であろう…
いや、ライバルである佐々木ゆかりとの中間位置として最適な存在になる筈である。
そして更にしばらく雑談を交わし…
「あ、そう、越前屋さんは今日は定時でと云われてます…」
と、午後5時30分、彼女を帰す。
「じゃあ松下さん、また明日ですぅ…
あ、よかったらぁ、携番交換してください」
「はい、ぜひお願いします」
そんな感じで、わたし達はすっかり仲良しになった。
そして午後6時過ぎ、彼、大原常務が戻ってきた…
「じゃあ行こうか…」
「はい」
わたしと彼はこれから二人で、山崎のおじさま、山崎専務に会いに行く…
そして、夕食がてら、このわたしの秘書就任の裏話等や、いや違う…
わたしの秘密を彼に曝す…
いや、打ち明けるのだ。