シャイニーストッキング
第12章 もつれるストッキング1 松下律子
40 律子の秘密(2)
「うん、あ、そうだ…
どうだね、律子の秘書ぶりは?」
と、山崎専務はそう訊いてきた。
「あ、は、はい…
それは、もう完璧です…」
これは本音である。
「あら…」
すると律子は恥ずかしそうに、そして嬉しそうに呟いた。
「おう、そうかぁ、それはよかった」
「もぅおじさまったらぁ、からかわないでくださいませ」
律子が気恥ずかしそうに言ってくる。
「いや、からかってはいないぞ、なぁ大原くん?」
「は、はい、本当に優秀でびっくりしてます」
そう私が言うと、律子は嬉しそうに、恥ずかしそうに下を向く。
そしてまずは、穏やかに食事が始まる…
「あ、そういえば『新規プロジェクト』の方はどんな感じなんだ?」
さすがのシェフのお任せコースであった…
そんな最高の料理と、そしてワインを堪能していると、そう訊いてきた。
「はい、かなり順調に進んでいると訊いてます…
なんでもプログラムが思ったよりかなり早く完成しそうとか…」
「おぉそうか、確かプログラムが一番大変だって云ってなかったか?」
「あ、はい、でもプログラマーが優秀らしく、それに理想的な雛形プログラムを持っていた者がいて…
なんでもそのプログラムと融合できるから…と、チラと聞いたのですが…」
「うむ、そうなのか?
ま、そっちのプログラム系の話しはよく分からんからなぁ…」
と、山崎専務は苦笑いをする。
「あ、はい、私もです…
でもとにかくかなり順調という事だけは…」
「うむ、まぁ、順調に越した事はないからなぁ…
あ、そうだ、その室長のあの美人の彼女も今度呼んで、食事でもしたいなぁ」
「は、はい、わかりました、伝えておきます」
さすがに山崎専務は私とゆかりとの関係は全く知らないし…
勘ぐってもいないから、軽く、そんな話しをしてきたのだ。
そして、チラと律子の顔を見ても…
律子は知らん顔を決め込んでいる。
「いやぁ、あの彼女とは記者会見の会場で話しをしたが、すごい美人だったなぁ…」
「ええ、そんな美人さんなんですかぁ?」
と、ママが訊いてくる。
「そうなんだよ、あ、律子もかなり美人だが、あの彼女も見劣りはしないなぁ…
なぁ、大原くん?」
と、山崎専務が訊いてきた。
「あ、は、はい…そうですねぇ」
かなりバツが悪い。
「うん、あ、そうだ…
どうだね、律子の秘書ぶりは?」
と、山崎専務はそう訊いてきた。
「あ、は、はい…
それは、もう完璧です…」
これは本音である。
「あら…」
すると律子は恥ずかしそうに、そして嬉しそうに呟いた。
「おう、そうかぁ、それはよかった」
「もぅおじさまったらぁ、からかわないでくださいませ」
律子が気恥ずかしそうに言ってくる。
「いや、からかってはいないぞ、なぁ大原くん?」
「は、はい、本当に優秀でびっくりしてます」
そう私が言うと、律子は嬉しそうに、恥ずかしそうに下を向く。
そしてまずは、穏やかに食事が始まる…
「あ、そういえば『新規プロジェクト』の方はどんな感じなんだ?」
さすがのシェフのお任せコースであった…
そんな最高の料理と、そしてワインを堪能していると、そう訊いてきた。
「はい、かなり順調に進んでいると訊いてます…
なんでもプログラムが思ったよりかなり早く完成しそうとか…」
「おぉそうか、確かプログラムが一番大変だって云ってなかったか?」
「あ、はい、でもプログラマーが優秀らしく、それに理想的な雛形プログラムを持っていた者がいて…
なんでもそのプログラムと融合できるから…と、チラと聞いたのですが…」
「うむ、そうなのか?
ま、そっちのプログラム系の話しはよく分からんからなぁ…」
と、山崎専務は苦笑いをする。
「あ、はい、私もです…
でもとにかくかなり順調という事だけは…」
「うむ、まぁ、順調に越した事はないからなぁ…
あ、そうだ、その室長のあの美人の彼女も今度呼んで、食事でもしたいなぁ」
「は、はい、わかりました、伝えておきます」
さすがに山崎専務は私とゆかりとの関係は全く知らないし…
勘ぐってもいないから、軽く、そんな話しをしてきたのだ。
そして、チラと律子の顔を見ても…
律子は知らん顔を決め込んでいる。
「いやぁ、あの彼女とは記者会見の会場で話しをしたが、すごい美人だったなぁ…」
「ええ、そんな美人さんなんですかぁ?」
と、ママが訊いてくる。
「そうなんだよ、あ、律子もかなり美人だが、あの彼女も見劣りはしないなぁ…
なぁ、大原くん?」
と、山崎専務が訊いてきた。
「あ、は、はい…そうですねぇ」
かなりバツが悪い。