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シャイニーストッキング

第12章 もつれるストッキング1   松下律子

 55 ストッキング脚の魅惑
   (8月18日午後10時30分)


 思い返せば7月の末辺りから…

 佐々木ゆかり…

 蒼井美冴…

 この松下律子…

 そして帰省しての地元の元カノである…

 きよっぺこと本田きよみ…

 ノンこと山下望(のぞみ)…

 等々のこの五人の女性達を紆余曲折はあるのだが…

 ほぼ毎晩の様に愛し…

 抱き…

 セックスをしまくってきているのだ。

 7月末からのほぼ約20日間…
 セックスをしていない日の方が少ないのである。

 しかも、これらの五人の彼女達を、皆、ちゃんと情熱的に抱き、愛し、セックスができているのだ…


 私は、自分で思う限り、こうまで性欲が強くない…
 いや、20代以降はその筈なのだが。

「はぁ…ふ…あ、あなたぁ…」
 律子は私の情熱的なキスに、ついに耐え兼ねたかの様に膝から崩れ落ちてしまった。

「あっ…」
 その美しく、魅惑的な律子の姿を見た瞬間…

 これらの五人の女性達は、皆、魅惑的で、魅力的で、美しいからか…

 だからこうまで私が昂ぶってしまうのか?…

「ぁぁ…はぁぁ…」
 律子はすっかり虚脱してしまい、玄関上がり框で横座りをし…
 吐息に近い喘ぎを漏らす。

 すると、その横座りの律子の美しい脚が…
 いや、魅惑的な光沢を放っているストッキング脚か、目に入ってきた。

 あぁ、そうか…
 私は律子のその魅惑的なストッキング脚を見つめ、気付いたのだ。
 

 そうか、そうだ…

 かの五人の女性達は、いや、女性達の脚が、ストッキング脚が、皆、妖しく、魅惑的で、妖艶な魅力を放っているからだ…

 それらの魅惑的で妖艶な魅力のストッキング脚は、私のストッキングフェチという性癖嗜好と、思考を、著しく刺激してきているせい…だからだ。

 その魅惑的で、妖艶な魅惑的なストッキング脚に私は…

 まるで、深夜の街灯の灯りに魅せられ、惹きつけられ、群がる蛾の如くに…

 かの彼女達に、魅きよせられてしまっているんだ、いや、そうに違いない。


 その証拠に…

 今も、この律子の魅惑的で妖艶なストッキング脚から…

 目が離せないから。





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