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シャイニーストッキング

第12章 もつれるストッキング1   松下律子

 83 律子の想い(4)

「よぉしっ、洗ってやるよ」
 すると彼は突然そう言って、ボディシャンプーをわたしに塗りたくってきたのだ。

「あぁっ、や、やんっ」

 わたしは一気に恥ずかしくなってしまい、慌てて身を捩る…

「うん、どうしたんだ?
 律子が洗いっこしようってさぁ…」

 そう、確かに、わたしから洗いっこしようって言ったのだが…

「えっ、あっ、あれは、そのぉ…」

 なんとかシャワーを浴びたくて、咄嗟に彼の気を引きたくて勢いで言っただけで…

「なんだよ、照れるなよ」
 珍しく彼はノリ気で攻めてくる。

「ほらぁ、律子を゙もっと綺麗にしてやるよ」
 
「あ、や、ん、ううん…」
 身を捩りながら逃げるのだが、既にたっぷりとボディシャンプーを塗られてしまっていたから、ヌルヌルし、滑ってしまって逃げられない。 

 そして後ろから胸を揉んてきたのだ…

「あ、ぁん、やん」

 だが、ヌルヌルして気持ち良いのだ…
 そしてお尻に彼のまだ猛ったままの怒張が当たってくる。

「ほら、気持ちいいだろう…」

 だから、わたしも開き直り…
 彼の猛ったままの怒張を、ボディシャンプーの泡を手に付け、握り返していく。

「あっ、うっ」
 すると、彼の動きが止まる。

 やはり、ヌルヌルが気持ち良いんだわ…
 わたしは咄嗟にそう閃き、握った手をシゴいていく。

 ニュチャ、ヌチャ、ニュチュ…

「あ、う、うぅ…」
 わたしはほぼ完全に、彼の動きを封じたみたい。

 彼は感じているらしく、前屈みになって喘いでくる…

「あら、どうしました?」

「う、あ、ぁ、うん」
 
 形勢は逆転したようである…





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