シャイニーストッキング
第12章 もつれるストッキング1 松下律子
89 律子の魅惑(12)
やはり私も男なのだ…
自覚が無いだけで、心の奥深くに
『権力への野望』を秘めているのかもしれない…
いや、そうなのだろう。
だからこそのこの律子に対しての…
尽きない欲望、欲情なのだ…
と、思われる。
私はこの時、この自分的に異常ともいえる疼きの昂ぶりと共に感じてくる複雑な心の騒めきの理由がなんとなく分かった気がしてきていた…
そして少し心が軽くなり…
いや、この今日のいきなりの常務就任と、突然の律子の秘書という存在…
また今夜の山崎専務による律子の出自の秘密と存在価値…
それらのプレッシャーから開き直れたのかもしれない。
すると急に心の中に…
この律子を愛し、征服し…
自分のモノにしたい…
それらの欲望が湧き起こってきたのである。
だから…
「当たり前だろ、キミを抱くといつでも、恥ずかしいくらいに感じているんだからさ」
咄嗟に昂ぶりの言い訳をし…
「あら、嬉しい…」
そして律子はそんな私の言葉に本当に嬉しそうに笑みを溢し…
「うん…
それ位に、キミ、あ、律子は本当に魅力的なんだ」
奇跡的な、いや、口ベタな私にとって奇跡的な褒め言葉を伝え…
「あ、アナタぁ…」
そして律子は、そんな私の言葉に感激してくれたようである。
うわ、私は本当に口が上手になってきている…
そう自らを感心し…
「だから、アレだ…
洗いっこは感じ過ぎちゃうから…
サクッと洗ってさぁ」
「あ、は、はい」
「ベッドでさ、たっぷりさ…」
「は、はい、うん」
上手くこのシャワールームから脱出できる言い訳が言えたのだ。
私の心が、また、違った意味で昂ぶり、揺れる…
そう、ベッドで…
ベッドの上で…
たっぷりと…
律子を愛したい…
いや、完全征服したい
私は…
この律子が持っている、隠された秘かな権力が…
欲しいのかも…
しれない…
やはり私も男なのだ…
自覚が無いだけで、心の奥深くに
『権力への野望』を秘めているのかもしれない…
いや、そうなのだろう。
だからこそのこの律子に対しての…
尽きない欲望、欲情なのだ…
と、思われる。
私はこの時、この自分的に異常ともいえる疼きの昂ぶりと共に感じてくる複雑な心の騒めきの理由がなんとなく分かった気がしてきていた…
そして少し心が軽くなり…
いや、この今日のいきなりの常務就任と、突然の律子の秘書という存在…
また今夜の山崎専務による律子の出自の秘密と存在価値…
それらのプレッシャーから開き直れたのかもしれない。
すると急に心の中に…
この律子を愛し、征服し…
自分のモノにしたい…
それらの欲望が湧き起こってきたのである。
だから…
「当たり前だろ、キミを抱くといつでも、恥ずかしいくらいに感じているんだからさ」
咄嗟に昂ぶりの言い訳をし…
「あら、嬉しい…」
そして律子はそんな私の言葉に本当に嬉しそうに笑みを溢し…
「うん…
それ位に、キミ、あ、律子は本当に魅力的なんだ」
奇跡的な、いや、口ベタな私にとって奇跡的な褒め言葉を伝え…
「あ、アナタぁ…」
そして律子は、そんな私の言葉に感激してくれたようである。
うわ、私は本当に口が上手になってきている…
そう自らを感心し…
「だから、アレだ…
洗いっこは感じ過ぎちゃうから…
サクッと洗ってさぁ」
「あ、は、はい」
「ベッドでさ、たっぷりさ…」
「は、はい、うん」
上手くこのシャワールームから脱出できる言い訳が言えたのだ。
私の心が、また、違った意味で昂ぶり、揺れる…
そう、ベッドで…
ベッドの上で…
たっぷりと…
律子を愛したい…
いや、完全征服したい
私は…
この律子が持っている、隠された秘かな権力が…
欲しいのかも…
しれない…