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シャイニーストッキング

第12章 もつれるストッキング1   松下律子

 94 律子の魅惑(17)

 この律子を抱き、甘い唇を゙吸いながら…
 そうこれからも、ゆかり、律子を愛し尖っていくんだと、開き直ってきていた。

 この二人を…

 多分、美冴は武石健太に獲られてしまった、いや、もう彼のモノになっているであろうと、ゆかりの話しからある程度想像が付いていた…
 それに美冴も魅力的ではあるのだが、さすがに三人は無理だから。

「あ…ん…あ、アナタぁ…」
 それより今はこの律子だ…
 この律子を゙愛したい、征服したい。

 唇を吸いながらバスタオルを剥がしていく…

「はぁん、あぁ…」
 小振りだが型の良い乳房が露わになる。
  そしてその乳首に指先を這わせていく…

「はぁん…」
 すると小さくビクンと震えてきた。

 舐めたい…

 しゃぶりたい…
 そんな衝動の想いが昂ぶり、唇を外し、右の乳首を舐めていく。

「はあぁ、ぅぅ、ん…」
 そして左の乳首は指先で弄じる。

「はあぁぁ……」
 すると律子は自らの左手で喘ぎを殺そうと口元を゙押さえてきた。

「む…ん…んん…」
 
 そして…

 自らの右手を゙ゆっくりと股間へと運んでいく。

 律子の七不思議の…

『喘ぎ声を押し殺す』

『昂ぶると、自ら弄る』

 二つの不思議な行動をしてきたのだ。

 もう、既に、律子が激しく昂ぶっているという事でもあるのだ…

 だから私は…

 乳首を舐めながら自分の右手で律子の口元の手を゙握り…

 私自身の左手で自らの股間を弄ろうと忍ばせている律子の右手を゙そっと握っていく…

「はぁ…ん、あ…」

 その私の手の動きに律子自身も無意識の自らの動きに気付いたのであろう…

「あ、や、ち、違う…の…」
 そう、小さな声で呟いてきたのである。

 私は今まで律子を抱いて、愛してきて、こうまであからさまには押さえた事が無かったから…
 律子め自身の無意識の動き、行為を自覚したのだと思われた。

「あ…ち、違う…の…」
 恥ずかしそうに呟いてくる。

 私は決して責める気持ち等、サラサラ無い…

 ただ、意味が知りたいだけなのだ。

 なぜ、こんな豪華なマンション、いや、億ションに住んていて隣や周りに絶対に声が漏れる訳があるはずが無いのに…
 そしてそれほど喘ぎ声が大きい訳では無いのに…と。

 だから私は目で問うた…
 
 なぜ?…と。

 

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