シャイニーストッキング
第12章 もつれるストッキング1 松下律子
97 律子の想い(7)
その癖の理由を…
なぜしてしまうのかを話せない…
ううん…
話したくはなかったから…
いいえ違う…
まだ、話せない…
いや…
果たしてわたしに話せるのだろうか…
だから…
彼の目が見れないでいたのだ。
「もうイッちゃったのかい」
すると彼は…
そんな想いで枕に顔を押し付けているわたしの後ろから、優しい声で囁いてきた。
そして…
うつ伏せのわたしの背中をスッと指先で撫でてくる。
「うっ、ぁぁ…」
その絶妙な指先の感触に思わずビクっと震え、声を漏らしてしまう。
「なんか今夜は、キミも凄い敏感みたいだなぁ」
と、いつもの優しい声音で囁きながら…
「はぁうぅぅ」
今度はうなじから背中にかけて唇を這わしてきたのだ。
その唇の快感に身悶えしてし、思わず顔を上げ、振り向き、彼を見てしまう…
「あ…」
だが、わたしを見る彼の目からは、さっきの癖への疑問の色が…
問い掛ける目の色が…
消えていた。
そしてその目は…
『別にそんな理由なんてどうでもいいさ…』
と、そんな感じに目に変わっていたのである。
「あ…ぁぁ…」
ぁぁ、ごめんなさい…
その言葉は言えなかった。
だがわたしはその代わりに上体を起こし、彼の肩に手を掛けて…
唇を寄せていく。
そして…
「アナタの指が…感じるの…」
わたしは彼の手を握り、見つめ、自ら…
その彼の指先を股間へと導いていく…
「も、もっと……
もっと…
ぐちゃぐちゃに弄って欲しいの…」
そう囁く…
その癖の理由を…
なぜしてしまうのかを話せない…
ううん…
話したくはなかったから…
いいえ違う…
まだ、話せない…
いや…
果たしてわたしに話せるのだろうか…
だから…
彼の目が見れないでいたのだ。
「もうイッちゃったのかい」
すると彼は…
そんな想いで枕に顔を押し付けているわたしの後ろから、優しい声で囁いてきた。
そして…
うつ伏せのわたしの背中をスッと指先で撫でてくる。
「うっ、ぁぁ…」
その絶妙な指先の感触に思わずビクっと震え、声を漏らしてしまう。
「なんか今夜は、キミも凄い敏感みたいだなぁ」
と、いつもの優しい声音で囁きながら…
「はぁうぅぅ」
今度はうなじから背中にかけて唇を這わしてきたのだ。
その唇の快感に身悶えしてし、思わず顔を上げ、振り向き、彼を見てしまう…
「あ…」
だが、わたしを見る彼の目からは、さっきの癖への疑問の色が…
問い掛ける目の色が…
消えていた。
そしてその目は…
『別にそんな理由なんてどうでもいいさ…』
と、そんな感じに目に変わっていたのである。
「あ…ぁぁ…」
ぁぁ、ごめんなさい…
その言葉は言えなかった。
だがわたしはその代わりに上体を起こし、彼の肩に手を掛けて…
唇を寄せていく。
そして…
「アナタの指が…感じるの…」
わたしは彼の手を握り、見つめ、自ら…
その彼の指先を股間へと導いていく…
「も、もっと……
もっと…
ぐちゃぐちゃに弄って欲しいの…」
そう囁く…