シャイニーストッキング
第12章 もつれるストッキング1 松下律子
104 律子の秘密(16)
まさかあの可愛い優くんが?…
そんなオナニーなんて…
わたしはその話しを訊いてから、暫くは頭からその想いが離れなくなってしまっていた。
『それが男として普通、正常なんだからね…』
『自分でシたことないの?』
それらが脳裏から離れない…
いや、ぐるぐると巡っていた。
そして…
数日が過ぎ…
そう忘れもしない…
あれは入盆の8月13日…
両親は義父の実家にお墓参りを兼ねて出掛け、わたしと優くんは部活動があるからと行かなかった夕方であった。
その日は朝から、この夏一番の暑さで、大気が不安定となり…
夕方4時過ぎから激しい雷雨が降ってきた。
わたしは激しく雷鳴する雷が怖くて仕方が無かったのだが…
あの男のサガ、生理の話しを先輩から聞いてしまってからは、なんとなく心の中で優くんに対して少し距離感が生まれてきてしまっていたから、彼に頼らずに自分の部屋で震えていたのだ。
だが…
運命の雷鳴が響き、激しい雷の轟音と共に…
『キャアぁぁー』
停電してしまったのである。
さすがに耐えられなかった…
わたしは無我夢中で部屋を飛び出し、反対側の優くんの部屋へ飛び込んでいったのだ…
『キャアぁぁっ』
『あっ、り、律っちゃんっ』
わたしは雷鳴に対する恐怖の悲鳴を上げ…
優くんは突然のわたしの登場に…
驚き、いや…
焦燥の声を上げたのだ。
それは…
優くんの部屋に逃げ込んで行ったわたしの目に飛び込んできたその衝撃の彼の姿は…
『キャアぁぁ…ぁぁ…ぁあ…
え、ゆ、優くん…』
それはまさかの姿であった…
まさかあの可愛い優くんが?…
そんなオナニーなんて…
わたしはその話しを訊いてから、暫くは頭からその想いが離れなくなってしまっていた。
『それが男として普通、正常なんだからね…』
『自分でシたことないの?』
それらが脳裏から離れない…
いや、ぐるぐると巡っていた。
そして…
数日が過ぎ…
そう忘れもしない…
あれは入盆の8月13日…
両親は義父の実家にお墓参りを兼ねて出掛け、わたしと優くんは部活動があるからと行かなかった夕方であった。
その日は朝から、この夏一番の暑さで、大気が不安定となり…
夕方4時過ぎから激しい雷雨が降ってきた。
わたしは激しく雷鳴する雷が怖くて仕方が無かったのだが…
あの男のサガ、生理の話しを先輩から聞いてしまってからは、なんとなく心の中で優くんに対して少し距離感が生まれてきてしまっていたから、彼に頼らずに自分の部屋で震えていたのだ。
だが…
運命の雷鳴が響き、激しい雷の轟音と共に…
『キャアぁぁー』
停電してしまったのである。
さすがに耐えられなかった…
わたしは無我夢中で部屋を飛び出し、反対側の優くんの部屋へ飛び込んでいったのだ…
『キャアぁぁっ』
『あっ、り、律っちゃんっ』
わたしは雷鳴に対する恐怖の悲鳴を上げ…
優くんは突然のわたしの登場に…
驚き、いや…
焦燥の声を上げたのだ。
それは…
優くんの部屋に逃げ込んで行ったわたしの目に飛び込んできたその衝撃の彼の姿は…
『キャアぁぁ…ぁぁ…ぁあ…
え、ゆ、優くん…』
それはまさかの姿であった…