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シャイニーストッキング

第12章 もつれるストッキング1   松下律子

 115 律子の秘密(27)

 優くんが夢中になってわたしを抱き締め、足を絡ませ、偶然にその太腿が股間の間に入り込み、グイッと押してきたその瞬間に…

『んっ、あぁっ』
 さっきから疼いていた股間の奥から、電流の様な快感が全身に走り抜けてきて、わたしは震えてしまう。

 そして股間がかなりヌルヌル、ぐしょぐしょに濡れているのを自覚をし…

 キツく抱き締められ…

 キスをされ、舌先を吸われているその感触の快感に…

 心もカラダも濡れて、蕩けてきて…

『あぁぁ…』
 力が抜けてきた。

『り、律っちゃん』 

 そして優くんは夢中になってわたしの唇を吸い…

 更にグイグイと太腿で股間を押し付け…

『あっ、っんんっ』
 なんと、胸に触れてきたのだ。

 だが…

 もう太腿の快感と、キスの快感に心が蕩けて脱力してしまい…

 抗えられない…

 ううん…

 ズキズキ、ウズウズと疼いてくる、股間の奥からの快感が強くなってきていて…

 その未知の快感の海に溺れ、漂い…

 いや…

 もっと感じたくなっていたのであった。

『自分で弄るのは凄く気持ちいいのよ…
 だからさぁ、好きな彼とかにサレたらさぁ…
 もっと気持ちいいはずよねぇ…』

 そんな先輩の言葉を聞いてもいたから…

 心秘かに期待感があり…

 だからこそ…
 余計に抗おうという想いも起きなかったのだと思われる。

 そのくらいに…

 キスの快感…

 グリグリ、グイグイと押し付けられてきている事による、未知の奥から湧き出してくる疼きが…

 段々と快感になってきていたのだ。


 あぁぁ、ヤバい、感じる…

 あぁぁ、堪らないかも…

 そのウズウズ感は…

 未知の世界への…

 ワクワク感にもなってきていた。






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