シャイニーストッキング
第12章 もつれるストッキング1 松下律子
124 律子の秘密(36)
その優くんの噴き出した精子の量は…
口から溢れ出すくらいに大量であった。
『うわぁぁ…ぁ…ぁぁ……』
そして優くんはすっかり噴き出し切り…
『ふぅぅ……ぁ…はぁぁ……』
と、絶頂感の吐息を漏らし…
グッタリとわたしの横で仰向けになる。
初めての精子は…
温く…
苦かった…
そして…
この時の快感が、わたしと優くんの心の奥深くに刻み込まれ…
この後の…
思春期であり…
成長期であり…
大人への階段を登っている最中のわたし達二人を…
まるで麻薬の如くに…
狂わせ…
迷わせ
戸惑わせ…
迷宮に陥れていくのであった。
それにもう一つ…
この義弟である優くんも…
離れ離れになってしまった大好きな父親と同じ…
そして現在の最愛の男『大原浩一』もそうである様に…
父親と同じ甘い体臭の持ち主であったのだ。
だから余計に…
いや、それが故に…
禁断であり…
禁戒であり…
背徳感の義姉弟による…
近親相姦という麻薬的、いや、プラス媚薬的にも…
わたしをより迷宮への深みにへと陥れていったのであった。
そして未だにその禁断が故のトラウマが…
顔を出し、性癖へと通じているといえたのだ。
そして…
「はぁっ、ううっ、あぁぁ…」
わたしはそんな禁断の想いを浮かべながら…
彼による指先の愛撫の快感に震え、身悶えし、小さな喘ぎを漏らす。
「そうだよ、感じて…
声を漏らしていいんだよ…」
すると、彼がそう耳元で甘く囁いてくる。
「ん…ぁぁぁ…はぁぁ…」
だけど…
そう、あの頃は…
声を…
喘ぎ声を…
漏らす訳にはいかなかったのだ…
禁断の…
背徳感の深みにハマればハマる程に…
迷宮に陥ってしまったわたしには…
快感の喘ぎ声を…
甘美の声を…
漏らす訳にはいかなかったのである…
その優くんの噴き出した精子の量は…
口から溢れ出すくらいに大量であった。
『うわぁぁ…ぁ…ぁぁ……』
そして優くんはすっかり噴き出し切り…
『ふぅぅ……ぁ…はぁぁ……』
と、絶頂感の吐息を漏らし…
グッタリとわたしの横で仰向けになる。
初めての精子は…
温く…
苦かった…
そして…
この時の快感が、わたしと優くんの心の奥深くに刻み込まれ…
この後の…
思春期であり…
成長期であり…
大人への階段を登っている最中のわたし達二人を…
まるで麻薬の如くに…
狂わせ…
迷わせ
戸惑わせ…
迷宮に陥れていくのであった。
それにもう一つ…
この義弟である優くんも…
離れ離れになってしまった大好きな父親と同じ…
そして現在の最愛の男『大原浩一』もそうである様に…
父親と同じ甘い体臭の持ち主であったのだ。
だから余計に…
いや、それが故に…
禁断であり…
禁戒であり…
背徳感の義姉弟による…
近親相姦という麻薬的、いや、プラス媚薬的にも…
わたしをより迷宮への深みにへと陥れていったのであった。
そして未だにその禁断が故のトラウマが…
顔を出し、性癖へと通じているといえたのだ。
そして…
「はぁっ、ううっ、あぁぁ…」
わたしはそんな禁断の想いを浮かべながら…
彼による指先の愛撫の快感に震え、身悶えし、小さな喘ぎを漏らす。
「そうだよ、感じて…
声を漏らしていいんだよ…」
すると、彼がそう耳元で甘く囁いてくる。
「ん…ぁぁぁ…はぁぁ…」
だけど…
そう、あの頃は…
声を…
喘ぎ声を…
漏らす訳にはいかなかったのだ…
禁断の…
背徳感の深みにハマればハマる程に…
迷宮に陥ってしまったわたしには…
快感の喘ぎ声を…
甘美の声を…
漏らす訳にはいかなかったのである…