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シャイニーストッキング

第12章 もつれるストッキング1   松下律子

 136 翔んでいく…

 わたしは彼、大原浩一常務の舌により、激しく全身を震わせ…
 イッてしまった。

「っくうぅぅぅ………………」

 そして彼はそんなわたしに間髪を入れずに…

 ヌュチャ、ジュブブ…

「はぁううっ、あぁん」
 なんと彼は、わたしの両脚を抱え、熱く猛った怒張を挿入れてきたのだ。

 ジュブ、ヌチャ、ジュブ…

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 そしてクンニによる絶頂感に震えているわたしなど構わずに、激しく腰を打ち付けてくる。

「はっ、はっ、ふっ、り、律子ぉ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「はっ、あっ、んっ、んんっ、あぁ…」

 間髪を入れない、激しい快感がわたしを襲う…

 そしてその激しい怒張の突き上げにより、わたしの子宮が…

 いや、カラダと心までもが…

 蕩ろけ…

 溶ろけ…

 そして彼の固く、熱い、猛々しい怒張と一つに融ろけていくようであった。

「はぁん、やん、あん、あぁ、やぁぁ、ん、んん、あぁぁぁ…」
 わたしはその激しい快感に声を、喘ぎを激しく上げていく。

 とても我慢なんてできなかったのだ…

 そしてその過去から染み付いてしまっている禁断で背徳な快感の近親相姦の罪悪感によるトラウマを、先程のクンニにより払拭された…
 いや、払拭し、吹き飛ばされたという事でもあると思う。

「はっ、はっ、そ、そうだ、そうだよ律子ぉ…
 感じて、気持ち良ければ、そうして声を、喘ぎを、思い切り出せ場いいんだよ…
 はっ、ふっ、はっ、はっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 そう囁きながら彼は激しく突き上げてくる。

 それは…

 堪らない快感、絶頂感であった。

「はぁん、あん、やん、あ、アナタぁぁ、やぁぁ、イッ、イッちゃうぅ…
 っくうぅぅ…………」
 
 わたしはまるで、過去のトラウマという重しのタガが外れたかの如くに…

「はぁぁっくぅぅぅぅぅ……………」

 大きく喘ぎ、叫び…

 絶頂していく。

「っくうぅぅぅ……………」

 そして…

 その絶頂感と共に、過去の…

 禁断の近親相姦という背徳の罪悪感により染み付いたトラウマをも…

 意識と共に翔ばしていった。

「…っくうぅぅぅ……ぅぅ………ぅ……」






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