シャイニーストッキング
第12章 もつれるストッキング1 松下律子
146 まだ今は…
「あ、い、いや、わかってるから…
うん…
全部私が悪いんだよ…
無神経過ぎだよ…
本当にすまない…」
そして彼は、そう謝罪してくる。
「え、あ、で、でも…」
わたしはそう応えながら彼の携帯電話を手に持ち、そして再び電源を入れようとする…
すると…
「い、いや、いいから」
と、彼はわたしの手を握り、その動きを制してきたのだ。
「え、で、でも…」
さすがに着信中に電源を切ったのだ…
彼女だって訝しむに違いない。
「いいから…
大丈夫だから…」
でも…
と、わたしはそう心で想いながら彼を見る。
「いや、どうとでもなるから…」
そう彼は言って、再びわたしにキスをしながら…
抱き締めてきた。
「り、律子…」
そして…
本当にわたしを愛しそうに抱いてくれてきたのだ。
あぁ…
「ぁ、アナタぁ…」
心が震え、蕩けそうになってくる。
また抱かれたい…
愛されたい…
心からそんな想いが湧き起こっできたのだが…
既に時刻は深夜2時になろうという時間であった。
明日がある…
明日に影響してしまう…
「あ、うん、いいの…
このまま…
このまま寝ましょう…」
わたしはガマンして、そう囁いた。
とりあえず今夜は…
いいえ、まだ、今は、これで…
いいんだ…
まだ今は…
そして…
これからもっと…
もっと時間を掛けて…
魅きつけ…
惹きつけ…
彼の心の底まで…
いや、奥深くまでわたしのモノに…
男にするのだから…
そして…
もっと、もっと…
彼のこれからの為にも…
あの女はまだまだ必要だから…
簡単には蔑ろには出来ないから…
時間を掛けて…
いや、掛けていくんだ…
「あ、い、いや、わかってるから…
うん…
全部私が悪いんだよ…
無神経過ぎだよ…
本当にすまない…」
そして彼は、そう謝罪してくる。
「え、あ、で、でも…」
わたしはそう応えながら彼の携帯電話を手に持ち、そして再び電源を入れようとする…
すると…
「い、いや、いいから」
と、彼はわたしの手を握り、その動きを制してきたのだ。
「え、で、でも…」
さすがに着信中に電源を切ったのだ…
彼女だって訝しむに違いない。
「いいから…
大丈夫だから…」
でも…
と、わたしはそう心で想いながら彼を見る。
「いや、どうとでもなるから…」
そう彼は言って、再びわたしにキスをしながら…
抱き締めてきた。
「り、律子…」
そして…
本当にわたしを愛しそうに抱いてくれてきたのだ。
あぁ…
「ぁ、アナタぁ…」
心が震え、蕩けそうになってくる。
また抱かれたい…
愛されたい…
心からそんな想いが湧き起こっできたのだが…
既に時刻は深夜2時になろうという時間であった。
明日がある…
明日に影響してしまう…
「あ、うん、いいの…
このまま…
このまま寝ましょう…」
わたしはガマンして、そう囁いた。
とりあえず今夜は…
いいえ、まだ、今は、これで…
いいんだ…
まだ今は…
そして…
これからもっと…
もっと時間を掛けて…
魅きつけ…
惹きつけ…
彼の心の底まで…
いや、奥深くまでわたしのモノに…
男にするのだから…
そして…
もっと、もっと…
彼のこれからの為にも…
あの女はまだまだ必要だから…
簡単には蔑ろには出来ないから…
時間を掛けて…
いや、掛けていくんだ…