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シャイニーストッキング

第13章 もつれるストッキング2     佐々木ゆかり

 80 敦子の想い(17)

 いや、むしろ…
 このまゆみサマから感じてくる感触、香り、そして体温等の全てがわたしの五感を刺激してきて、昂ぶる思いさえ感じていたくらいであったのだ。

『…でしょう?
 だからぁ、わたしにとってのあっこちゃんの汗の匂いや汗ばんでいるこの肌の感触は…
 ぜーんぶ、わたしにとっての媚薬なのぉ…』
 
『え…』

『うん、もうわたしはぁ、そのくらいにぃ、あっこちゃんを好きに、ううん、愛しちゃってるのよぉ…
 だからぁ…』

 まゆみサマはそう囁き、わたしの目をジッと見つめ…

『あっ、んんっ』

 そして… 
 パンティストッキング姿の股間へ顔を、いや、鼻先をグィっと押し付けてきたのである。

『ふうぅ、あっこちゃんの匂い…
 堪らないわぁ……』

『え、あ、や、やぁぁん…』

 なんとまゆみサマは、わたしの汗ばみ、蒸れて、濡れた、この股間の匂いを思いっ切り嗅ぎ…
 うっとりとした声でそう囁いてきたのだった。

 そして彼女のこの愛撫とこの言葉に、わたしの心とカラダはすっかり震え、蕩けてしまったのだ…

『あぁん…』

 あぁ、わたしはもうすっかり…
 まゆみサマ、後藤真由美という大人の、魅力的で凛とした美しい、ホンモノのビアンという女性に、心から魅了されてしまっていた。

 あぁ、このまゆみサマに抱かれ、愛されたい…

『あぁ、ま、まゆみお姉さまぁ…ぁ、あん…』

 まゆみサマがゆっくりとパンティストッキングのウエストのゴムに指先を掛け、そしてすっかりとぐしょ濡れに濡れそぼっているパンティと共に脱がし…

『はぁんっ、ん、んん、や、あぁん…』

 汗ばみ、蒸れて、濡れているわたしのアソコを舐めてきたのだ。

『はぁぁ、あっこちゃぁん…
 甘くてぇ、香しいわぁ…』

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…
 
『あ、ん、あん、んん…』

 快感に震えながら、まるでネコが水を舐めるからの様な舌使いの音が聞こえてくる…

 そして、そんなホンモノのビアンのまゆみサマの舌先の快感にわたしは…

『はぁ、あぁぁっくうぅぅ……』

 アッという間にビアンの深い快感に落ちて、いや、堕ちていく…




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