テキストサイズ

シャイニーストッキング

第13章 もつれるストッキング2     佐々木ゆかり

 112 昂ぶる疼き(6)

「はぁぁ、な、グチャグチャにぃ、舐めてぇ…」
 わたしは完全に淫らなメス女と化し、子宮の疼きに支配され、快感を切望する叫びを上げてしまう。

「あらぁ、うふふ、よぉくできましたぁ…
 じゃあたっぷりと弄って舐めてあげますねぇ」
 妖しく目を光らせ、そう呟き…
 顔をスウっとわたしの下半身、股間へと寄せてくる。

「あ、あらぁ姫ぇ、なんかぁ腰が震えてますよぉ」

「あ、あぁ、い、いやぁ」
 今のわたしにはそんな彼女の言葉ひとつも淫らな愛撫、前戯となってしまう…
 いや、それ程に昂ぶり、疼かせていた。

「うわぁ、すっごい、すっごくぅ濡らしてるわぁ…
 こんなにぃ垂らしてるぅ」

「あぁ、い、いやぁぁ」

 もうダメであった…
 疼きの昂ぶりは限界に近い。

 いや、もう既に一触触発までに昂ぶっていた…

 そして…

「うわぁぁっ、んっくぅぅっ…」

 敦子の舌先がスウっと伸び、蜜まみれのヒダの合わせ目をなぞり上がり、ピンピンに固くなっているクリをグリッとひと舐めし、同時に人差し指がくチュッと割れ目の間に沈み込み、ツンと中の壁を突いた瞬間…

 わたしはそんな絶頂感の、いや、エクスタシーの叫びを上げ、激しく全身を震わせ、仰け反り…

 エクスタシーと共に一気に意識を翔ばしてしまう。

「っくうぅぅぅ……………ん…ん…………」

 いつもならば、いいえ、彼、大原浩一常務に愛されている時ならば…
 ううん、もちろん普通に、いつもクリトリスへの指先や舌先の愛撫で絶頂感の昂ぶりを感じてもいるのであるのだが…

 この敦子の愛撫は…
 いや、ホンモノのビアンの愛撫による快感、絶頂感は…
 まるで本当に女のツボをしっかりと押さえているかのような的確で、ピンポイントな愛撫といえ、そして堪らない焦らしの相乗効果とこのアブノーマル的なビアンという禁断のスパイスのせいもあり…
 わたしは瞬く間に、そして意識を翔ばしてしまうくらいにエクスタシーの深淵へと沈んでしまったのである。

 そして、それに最近のわたしは…

 彼に約2年間定期的に愛され、愛していたお陰にもより、女の悦び、つまりは膣と子宮による絶頂感を得られる様になり、いや、なってからは早く男根、つまりは固く、硬い、そして熱い彼の怒張のあの感触、刺激が欲しくて堪らなくなり、疼きまくるのだが…
 

ストーリーメニュー

TOPTOPへ