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シャイニーストッキング

第4章 絡まるストッキング3 大原本部長と佐々木ゆかり部長

 28 舌先の愉悦

 わたしは子宮の疼きに耐えきれずに、直で触って、直で舐めて欲しくて堪らなくなり、両脚で彼、大原浩一本部長の両頬を両脚のストッキングの脚裏で包み、合図を送った。
 すると彼は顔を上げて興奮した表情を向けてきたのである。

 ねぇ、直で舐めてほしいの…

 わたしはそう必死に目で語った。
 それはあまりにも快感が昂ぶってきていて、咄嗟に言葉が、声が出なかったのだ。
 するとその想いは彼に伝わったらしく、彼は頷き、両手でストッキングのウエスト部に手をかけ、ストッキングとパンティを脱がしてきたのである。

 ああ…

 わたしは感極まり、脱がし易いように腰を思わず浮かすと、一気に下ろし、片脚のストッキングを完全に脱がしてきた、そしてその勢いのままに股間に顔を寄せ、舌先を伸ばして舐めてきたのだ。

「あうんっ…」
 その舌先の感触に愉悦の喘ぎを漏らしてしまう。
 そして彼の舌先は、既にぐっしょりと、ヌルヌルに濡れた肉ヒダを掻き分け、小さく硬く勃起しているクリトリスをグイッと弄ってきたのだ。
 その途端、なんとわたしは小さな悲鳴を上げ、全身を震わせ、背中をのけ反りながら瞬く間に絶頂を迎えてしまったのである。

「あっ、っくっぅぅ…」
 それは堪らない快感、絶頂感であった。
 愛している男の舌先の感触は何モノにも代え難く、快感を生んでくるのである。
 既に子宮は蕩けそうに奥から蜜を垂れ流していたのだ。
 そしてわたしは激しい絶頂の身悶えをしながら、仰向けになり、絶頂感の余韻に喘ぎ、弛緩したかのように力が抜けしまい、ぐったりと横たわってしまっていた。

「はぁ、はぁ、はぁぁ…」
 
「ふうぅ…」

 だが彼の興奮の昂ぶりはそんなわたしの絶頂を許さないようで、その勢いのままに自らトランクスを脱ぎ、弛緩してダランと伸ばしているわたしの両脚を抱え、猛々しく、熱く脈打っている怒張を一気に挿入れてきたのだ。

「ああっ、そ、そんなぁっ…」
 その瞬間、わたしは小さな悲鳴を上げ、喘いでしまう。
 
 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

 溢れる愛の蜜と締め付けてくる肉の摩擦が湿った淫靡な音を鳴らしてくる。

 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ…

「あんっ、あっ、あっ、あっ、あぁ…」






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