
シャイニーストッキング
第15章 もつれるストッキング4 律子とゆかり
134 昂ぶりの余韻(4)
「あ、ん?」
すると彼は…
メスの本能に支配された、もう一人のわたしという、彼にとっても未知の、見た事も、感じた事もない雰囲気を察したのだろう…
そんな不惑な声を漏らし、揺らいだ目を向けてくる。
「………………」
カツ、カツ、カツ…
だがわたしは、無言のまま、見つめながら、ヒールを鳴らして彼の目の前へと歩み寄り…
「………い…の……」
昂ぶりの想いを呟く。
「え?…」
「…ぁ、ァ、アナタ……が……しいの…」
「え、あ?」
わたしはソファに座る、不惑に揺らぐ彼の前に立ち…
「あ、アナタが、ほ、欲しい…の…」
そう呟き、ジッと見つめ、自らの両脚を広げ、彼の両足をまたぎ…
両手で顔を押さえ…
「アナタが欲しいの…」
わたしは彼の唇を貪っていく。
アナタが欲しい…
アナタとヤリたい…
アナタをわたしだけのモノにしたい…
メスの本能が、メスの本能に支配されたもう一人のわたしが…
そう命令してきたのだ。
いや…
わたし自身の魅惑の象徴といえる、このストッキングの伝線のほころびが…
このもう一人のわたしというメスの本能の心の扉を開いたのかもしれない…
いや、この膝頭から太腿に掛けて走る一本のストッキングの伝線のスジが…
わたしのメスの本能のスイッチを押し、心の中に一気に走り抜けたのだ。
わたしはそのメスの本能の衝動の命ずるままに…
彼の唇を…
舌先を…
甘い唾液を貪るキスをしていく。
「あ、お、お…い…り、り…つこ…」
「あぁ、アナタぁ…」
わたしは彼にまたがり、唇を激しく貪っていく。
もうこのメスの衝動は…
止まらない、いや、抑え、押さえられない。
「あ、ん?」
すると彼は…
メスの本能に支配された、もう一人のわたしという、彼にとっても未知の、見た事も、感じた事もない雰囲気を察したのだろう…
そんな不惑な声を漏らし、揺らいだ目を向けてくる。
「………………」
カツ、カツ、カツ…
だがわたしは、無言のまま、見つめながら、ヒールを鳴らして彼の目の前へと歩み寄り…
「………い…の……」
昂ぶりの想いを呟く。
「え?…」
「…ぁ、ァ、アナタ……が……しいの…」
「え、あ?」
わたしはソファに座る、不惑に揺らぐ彼の前に立ち…
「あ、アナタが、ほ、欲しい…の…」
そう呟き、ジッと見つめ、自らの両脚を広げ、彼の両足をまたぎ…
両手で顔を押さえ…
「アナタが欲しいの…」
わたしは彼の唇を貪っていく。
アナタが欲しい…
アナタとヤリたい…
アナタをわたしだけのモノにしたい…
メスの本能が、メスの本能に支配されたもう一人のわたしが…
そう命令してきたのだ。
いや…
わたし自身の魅惑の象徴といえる、このストッキングの伝線のほころびが…
このもう一人のわたしというメスの本能の心の扉を開いたのかもしれない…
いや、この膝頭から太腿に掛けて走る一本のストッキングの伝線のスジが…
わたしのメスの本能のスイッチを押し、心の中に一気に走り抜けたのだ。
わたしはそのメスの本能の衝動の命ずるままに…
彼の唇を…
舌先を…
甘い唾液を貪るキスをしていく。
「あ、お、お…い…り、り…つこ…」
「あぁ、アナタぁ…」
わたしは彼にまたがり、唇を激しく貪っていく。
もうこのメスの衝動は…
止まらない、いや、抑え、押さえられない。
