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シャイニーストッキング

第16章 もつれるストッキング5  美冴

 42 濡れる脚

「はぁぁ…ぁ…ん…」
 ズキズキと昂ぶる疼きと猛りか、更に美冴を愛していく…
 いや、この女神の如くのストッキング丸ごと食べていく。

 私は、絶頂感に喘ぐ唇にキスをし、弛緩し、ぐったりと投げ出された艶やかな魅惑のストッキング脚の太腿に指先を触れ、撫で、感触に、その甘い香りに愉悦する。

 そう…
 美冴のこのストッキング脚は、快感に昂ぶるとしっとりと濡れてくるのだ。

 それは、簡単にいえば汗なのかもしれないが、脚全体がしっとりと湿り気を帯び、甘い微香を放ち…
 極め付けは、その湿り気によって限りなく薄いストッキングというナイロン繊維が、まるで第二の肌の如くに密着し、いや、吸い付くという表現の方が正確かもしれないが…
 それは美しく、艶やかな魅惑の光沢を放ち、一体化してくるのである。

 ゆかりや律子のストッキング脚も隙がないくらいに美しく、魅惑さがあるのだが、この美冴のストッキング脚ほどの一体感は無い…
 そしてこの魅惑さは、正に私にとっては、いや、ストッキングフェチの全ての存在にとっての最高級で、最上級の価値の輝きと妖艶さといえるのだ。

 これは、前回、美冴を愛した時にも感じ、興奮の昂ぶりを覚えたし、あれから僅か、約一ヶ月にも満たないのだが…
 あの時、あの夜の比ではないくらい、いや、遥かに比べ物にもならないくらいの魅力を放ってきていた。

 正に、ストッキングの女神の脚といえる…

 私はそんな感触に魅了されながら、指先で愉しみ、心を悦こばせ、なまめかしい舌先を吸い、甘い唾液を味わっていく…

 本当に心が震え、溶けていきそうである。

 ズキズキズキズキ…
 昂ぶりが激しく疼き、痛いほどに猛ってきていた。

 一昨夜、昨夜、そして夕方の常務室と、三日連チャンで律子を愛した…
 確かに射精という点では、昨夜のみではあるのだが、この一ヶ月を思い返すと、いや、七月頭から、私はほぼ、一人寝の夜のが少ないくらいに、呆れるほどにヤりまくってきているのである。

 それなのに、この自分自身のこの昂ぶりと、猛々しさ…
 本当に、いったいいつからこんなに精力絶倫となったのだろうか?
 若い自分ならいざしらず、もう40歳、このみなぎる性欲の源はどこから湧いてくるのだろうか?

「は、はぁぁ、ん、あ、あなたぁ…」
 喜悦の喘ぎを漏らしてくる…




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