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シャイニーストッキング

第4章 絡まるストッキング3 大原本部長と佐々木ゆかり部長

 80 美冴の想い ⑤

「そして気づいたことがあるの…」
 すると、なんと、ゆかりさん自身が、自らのその潜在的な想いの話しをしようとしてきたのだ。

 ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ…

 これにはわたしの昂ぶりが、まるでゆかりさんの興奮の昂ぶりとリンクしたかのようなタイミングであった。

 どうしよう…
 
 ヤバい…

 昂ぶりがヤバい感じだ…

「き、気づいたこと…って…」
 わたしはなんとかそう呟き、ゆかりさんのその憧憬の目を見つめていく。

 ああ…

 そしてわたしはゆかりさんの魅惑にその時新たに気づいたのだ。

 ああ、ゆかりさん…

 なんて綺麗な目、そしてその高揚気味な顔の美しさ…

 彼が、大原本部長が夢中になる、大切にしている、それらの意味が今、改めてわかった気がする…
 わたしはそんな新たに気づいたゆかりさんの美しさに、その魅力に魅了され、魅せられて、心が震えてきていたのだ。

 ああ…

 そんな目で…

 そんな目で見ないで…

 ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ…

 ああ、ヤバい…

 ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ…

 その時、わたしの自律神経の暴走が始まってしまったのだ。
 
 ズキ、ズキ、ズキ、ズキ、ズキ、ズキ…

 突然に、そう突然に、ゆかりさんの美しさの魅力を再認識し、魅了された瞬間に、わたしとゆかりさんの潜在的な想いがリンクをし、なんと同性のゆかりさんに対して欲情の疼きが湧き起こってきたのである。

 ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ…

 ズキ、ズキ、ズキ、ズキ、ズキ、ズキ…


「そして、貴女は気づいたんでしょう…
 わたしに、わたしに憧れていることを、いや、憧れているんでしょう…」

「えっ…」

「ゆかりさんは、いや、ゆかりは、わたしに憧れてるんでしょう…」

 わたしは自律神経の暴走の疼きに、突然に、完全に、その自らの思考を支配されてしまったのだ。

 子宮の疼きがわたしの思考を支配して、突然、淫靡な、淫らな、欲情のスイッチが入ってしまった…

「えっ、あっ、み、美冴さん…」 

 ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ…

 ズキ、ズキ、ズキ、ズキ、ズキ、ズキ…

 ああ、ダメだ、ヤバい…

 抑えが…

 ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ…

 ズキ、ズキ、ズキ、ズキ、ズキ、ズキ…




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