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シャイニーストッキング

第17章 ほつれるストッキング 1         佐々木ゆかり

 91 なぜ?…

「ううっ、っくぅ……」
 愉悦の震えを起こし、離すまい、と、両脚で彼を挟み込む――

 もう離さない…

「っんくうぅぅ………」
 子宮の奥から、絶頂感の震えが湧き、溢れ……

「あ、あっ…」

 だが…

「っくぅぅ……」
 絶頂感の波に呑まれる寸前に…

『え、あ、敦子っ』
 突然、脳裏に、敦子が浮かび…

「はっ、ふっ、ゆ、ゆかりぃっ」

 ギシッ、ギシッ…

「……っくぅ……」

『えっ、あっ、な、なんでっ?』
  
 敦子に次いで、あの松下秘書の…

『…っ、えっ……』

 それも、さっきの宴会場で見た、あの穏やかで、美しい笑顔が…

「んっ、っくぅぅ……」
 絶頂感に全身を震わせながら、敦子、松下秘書、二人の美しい笑顔が…
 脳裏に、浮かんできたのである。

「……んっ、や、っくぅぅ……」

 ギシッ、ギシッ…

 震え、喘ぎ、絶頂感の悲鳴を漏らしていても、まだ、彼は、激しい突き上げを緩めてはくれずに…

 ギシッ、ギシッ…

「はっ、ふっ、ゆ、ゆかりぃっ」
 まだまだ、激しく、強く、攻めてくる。

『え、な、なんでぇ?』
 そんな絶頂感に呑まれ、流されながらも、わたしは突然浮かんだ二人の笑顔に…
 いや、松下秘書の美しい笑顔に心を激しく乱れ、戸惑ってしまっていた――

 いや、それは…
 パニックに近い、慌て方。

 ギシッ、ギシッ…

「あっ、んっ、やっ、んんっくっ」

 まだまだ止まりそうもない彼の攻めと…
 突然、浮かんだ、松下秘書の美しい笑顔に、心がどんどん、戸惑い、慌ててしまう。

 なぜ、どうして?…
 どうして松下秘書の顔が…

「はっ、ふっ、ゆ、ゆかりぃっ」

 ギシッ、ギシッ…

 ますます強く攻められ、昂ぶる絶頂感の快感に…
 思考が、激しく揺れ、戸惑ってくる。

『なぜに松下秘書なんだ?』
 
 だが、強まる絶頂感の快感に、思考はますます乱れ…

「あ、ん、や、やめ……」
 一度止めてもらおうと、必死に手で肩を押すのだが…
 力が入らず、抗いにならない。

「はっ、ゆ、ゆかりぃっ」

 ギシッ、ギシッ…

 いや、ますます彼に拍車を掛けてしまうみたい……

「んっ、あっ、や、やぁぁ…」

 抗いは、喘ぎの如くとなり…

 かえって、攻めを、助長してしまう――

 ギシッ、ギシッ、ギシッ…


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