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シャイニーストッキング

第4章 絡まるストッキング3 大原本部長と佐々木ゆかり部長

 108 マゾヒスティック ①

 律子は振り返り、濡れた欲情の目で私を見つめながら、ネクタイを外してきたのである。

 ああ、なんて魅惑的なんだ…
 私はそんな律子のその濡れた欲情の瞳にゾクゾクしてしまう。

 律子はネクタイを外し、今度はワイシャツのボタンを一つ一つ外してくる。
 そしてボタンの五つ目を外した時であった、ワイシャツの両肩部分を両手で掴み、グイッと後ろに引く感じに引っ張ってきた。

「あっ…」
 ワイシャツの袖口のボタンは外していないのでこの態勢だとワイシャツは脱げずに絡まり、まるで私の両腕を後ろ手で拘束した感じになって両腕の自由を奪ったのである。
 そして露わになった私の胸に唇を這わせてきたのだ。

「あ、お、おい、律子っ…」
 私は後ろ手に縛られた様な感じになり、両手の自由が効かなくなってしまった。

「うふふ…」
 律子は淫靡な妖しい笑みで私をベッドに押し倒し、そのまま上になり、胸に唇を這わせ、乳首を弄ってきたのである。

「あっ、うっ、う…」
 そして乳首を唇で含み、舌先で弄り、舐めてきたのだ。
 その乳首責め的な律子の舌先に私は思わず身悶えをしてしまう。

「うふ、気持ちいいの…」

「あっ、うぅ…」
 つい、喘ぎを漏らしてしまいながら、頷いた。

「いつもしてくれるから…」
 律子は乳首を舐めながら、私の目をその淫靡な濡れた瞳で見つめ、そして…

「感じさせてあげる…」
 そう言ってきたのである。

 私はその律子の声に、その目に、舐めてくる唇と舌先の快感に、震え、蕩けてしまいそうであった。

「あっ、あぁ…」
 律子の舌先の弄りにビクッと身悶えしながら、喘いでしまう。

 まるで後ろ手で拘束され、両手の自由を奪われてマゾヒスティックに責められているようで、私の興奮の昂ぶりは最高潮に上がっていくのであった。

「ああ、律子…」
 乳首がすごく感じてしまう。
 怒張もすっかり昂ぶり、痛々しくズボンの下で猛ってきていた。

「あら、すごい…」
 私の猛った怒張に気づいた律子は、そう感嘆の声を上げたのだ。

「昨夜もしたばかりなのに…」
 すごいわ…

 そう、濡れた声で呟いてきた…





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