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シャイニーストッキング

第5章 絡まるストッキング4 和哉と美冴1

 91 引き寄せた熱い想い

 この再会は奇跡ではなく、必然的なのである。

 美冴さんが残してくれた数少ない、希少なピースの点と点とが繫がったのだ…

 そして僕が、僕の5年間の熱い想いが、美冴さんを引き寄せたのだ。

 だから奇跡ではない、必然的な再会なのである…

 ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…

 そう考えるだけでもあの5年前の、興奮の想いの、熱い昂ぶりが、騒めいてくる。


 ズキズキ、ズキズキ、ズキズキ…

 そして気づくと胸の昂ぶりと共に、勃起の疼きまでもが昂ぶり始めていた。
 一気に、あの5年前に過ごした濃密な、二人の熱い時間が甦ってきたのだ。

 あの更衣室での出来事が…

 あの河川敷駐車場での衝撃の体験が…

 ラブホテルで男になった体験が…

 花火大会…

 SMルーム…

 普通のセックスレッスン…

 そして映画館…

 あの濃密な約二週間がグルグルと脳裏を駆け巡ってくる。
 

 ああ、ヤバい…

 眠れそうにない…

 ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…

 ズキズキ、ズキズキ、ズキズキ…


 そして僕は、今夜再会したあの5年前以上に魅力的になっていた美冴さんの姿を想い浮かべながら、熱く、猛々しく脈打つ自らのペニスを握り、ゆっくりとしごいていく。

 ああ、美冴さん…

 そして今でも忘れられない5年前の最後の夜に愛してくたあの唇と舌の感触を、心に甦えらせながらしごいていくのだ。

 とてもじゃないがあまりにも昂ぶり過ぎてしまい、射精しなくちゃ眠れそうにもなかった…

 そして止まっていた僕の中の時間が、再び動き出したのである。

 ああ、美冴さん…

 あっ、み、みさえ…

 あ、あ、あぁぁぁ…

 僕は再会したばかりの美冴さんの姿を脳裏に浮かべ、自らを握り、しごいていく。

 あ、あ、あ、あ…

 五年振りのリアル美冴は堪らない魅力的であったのだ。
 想い浮かべるだけでも激しく胸が昂ぶってしまう。
 そしてそのリアルさが昂ぶる射精感に拍車を掛けてきたのである。

 ズキズキ、ズキズキ、ズキズキ…


 あぁ、やばい、射精る、出ちゃう…

 「あっ、くっ、うぅ…」


 ズキズキ、ズキズキ、ズキズキ…




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