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シャイニーストッキング

第6章 絡まるストッキング5 和哉と健太

 41 心の迷走

「あ、あぁん、んん、あぁぁ…」
 そして上下にゆっくりと動かしていると、上にズラした時に人差し指が、既に小さく、固く勃起しているクリトリスに触れたのである。

「あふっ、ふふん…」
 そのクリトリスに触れる瞬間に、喘ぎを漏らし、ビクッ、ビクッと小さく身悶えをしてくるのだった。
 その小さく漏れる喘ぎ声と、小さく震える身悶えが、股、可愛くて俺の心を更に刺激し、揺らしてくるのである。


 うわぁ、堪らないやぁ…

 そして美冴さんは濡れた瞳で喘ぎながら、俺を見つめてくるのであった。
 俺はそんな彼女の瞳に心が更に震え、揺れ動き、思わずに唇を貪っていくのである。

 すると唇から、美冴さんの甘い涎が流れ込んできて、今度は俺の心を蕩かせてくるのだった。

 堪らない、愛おしい…

 心がザワザワと昂ぶってくる。
 そして舌を吸い、更に甘い涎を吸いながら酔い痴れていく。

 ああ、甘い…

 そんな心の酔い、震え、揺れが、重なれば重なる程に、更に心が昂ぶり、そして、リアル感が、現実感が、失くなってくる感覚に陥ってくるのである。
 この手で抱いている、指先で触れている、美冴さんという実態感が、どんどんと心の昂ぶりと共に消えていくのであった。

 えっ、なんで、なぜだ…

 この柔らかいカラダの感触が、甘い香りが、甘い唇が、心の昂ぶりに反比例して消えていく。

 俺はその減少を、消失感を感じ、慌てて更に夢中になって指先でクリトリスを弄り、唇を、舌を吸い、乳房を揉んでいくのである。

 ああ、なんでだ、なぜだぁ…

 心の震えは、心の悲鳴、叫びへと変わっていく。

「ああん、ねぇ、け、健太さん…」
 するとそんな俺の心の迷走を美冴さんは感じたのであろうか、言葉を掛けてきたのである、いや…

「ね、ねぇ、もう、挿入れて………」
 言葉ではない、哀願の囁きであった。

 俺はその囁きに脳裏が真っ白になった…

 そして黙って頷き、美冴さんの腰を少し浮かせ、両脚を、開き、自らのモノの先を当てがい、イッキにグイッと挿入れたのだ。

 グニュ、グチュ、ブチュ…

 濡れた肉同士の擦れる音が響く。

「あっ、んんっ…」
 美冴さんが喘ぎ声を上げる。

「あ、う、ううっ…」

 そして俺はあまりの快感に、チンポが蕩けそうな、感覚に、小さく悲鳴を上げる… 







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