
シャイニーストッキング
第6章 絡まるストッキング5 和哉と健太
45 二人の想い
そもそもが、今夜健太に逢った瞬間からわたし自身の心はときめいていたのであったのだ…
そしてそれが無意識にも彼の腕に自らの腕を絡ませるという行為に繋がり、自律神経の昂ぶりもいつもの激しい欲情ではなく、ゆっくりと穏やかな昂ぶりであった。
その緩やかといえる昂ぶりが健太のマンションの来宅へとわたしの心を誘い、そして恐らくはまだ切れていないであろう電話の彼女に対して生まれた嫉妬心へと通じたのであろう。
そしてそれらの想いがこうして健太に抱かれたいとの切望となったのだ…
そして健太の愛情が伝わってくる様な優しい想いの愛撫に、わたし自身の想いの昂ぶりはすっかり感極まってしまい、あの
『早く挿入れて…』
と、いう心からの哀願の言葉へと通じたのである。
本当に健太の愛情が、想いが、ヒシヒシと伝わってきて、そんな彼の心の想いにわたし自身の想いすっかりシンクロしたようになってしまったのだ。
だからこの健太の
『美冴さん、好きです…』
この言葉に、わたしも同じ想いを胸の奥に昂ぶらせていた。
「う、うん、わたしも……
貴方のこと……
好きよ…」
そしてわたしはそんな健太の言葉に、素直に、正直な想いとしてそう答えたのである。
「うわぁ、マジかぁ…」
すると健太は嬉しそうにそう呟いた。
「うん……マジっす………」
するとわたしも思わず釣られて、そう囁いてしまったのである。
これには、さすがに恥ずかしくなってしまった。
だが、これは、この想いは、今夜待ち合わせをして健太の顔を見た瞬間から心に湧き起こっていた想いなのである…
この想いには、嘘、偽りはない…
これで、この言葉で…
もう…
わたしの心の想いは決まった…
もう迷わない…
健太を信じて…
彼を信じて、共に歩んでいくのだ…
あとは時間が…
時間が、この昂ぶる想いを整理してくれ、愛を育んでくれていく筈なのだ…
わたしは健太の顔を見ながら、心の中でそう考えていた。
そもそもが、今夜健太に逢った瞬間からわたし自身の心はときめいていたのであったのだ…
そしてそれが無意識にも彼の腕に自らの腕を絡ませるという行為に繋がり、自律神経の昂ぶりもいつもの激しい欲情ではなく、ゆっくりと穏やかな昂ぶりであった。
その緩やかといえる昂ぶりが健太のマンションの来宅へとわたしの心を誘い、そして恐らくはまだ切れていないであろう電話の彼女に対して生まれた嫉妬心へと通じたのであろう。
そしてそれらの想いがこうして健太に抱かれたいとの切望となったのだ…
そして健太の愛情が伝わってくる様な優しい想いの愛撫に、わたし自身の想いの昂ぶりはすっかり感極まってしまい、あの
『早く挿入れて…』
と、いう心からの哀願の言葉へと通じたのである。
本当に健太の愛情が、想いが、ヒシヒシと伝わってきて、そんな彼の心の想いにわたし自身の想いすっかりシンクロしたようになってしまったのだ。
だからこの健太の
『美冴さん、好きです…』
この言葉に、わたしも同じ想いを胸の奥に昂ぶらせていた。
「う、うん、わたしも……
貴方のこと……
好きよ…」
そしてわたしはそんな健太の言葉に、素直に、正直な想いとしてそう答えたのである。
「うわぁ、マジかぁ…」
すると健太は嬉しそうにそう呟いた。
「うん……マジっす………」
するとわたしも思わず釣られて、そう囁いてしまったのである。
これには、さすがに恥ずかしくなってしまった。
だが、これは、この想いは、今夜待ち合わせをして健太の顔を見た瞬間から心に湧き起こっていた想いなのである…
この想いには、嘘、偽りはない…
これで、この言葉で…
もう…
わたしの心の想いは決まった…
もう迷わない…
健太を信じて…
彼を信じて、共に歩んでいくのだ…
あとは時間が…
時間が、この昂ぶる想いを整理してくれ、愛を育んでくれていく筈なのだ…
わたしは健太の顔を見ながら、心の中でそう考えていた。
