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シャイニーストッキング

第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2

 157 最後の夜(19)

「んんっ…」

 僕は堪らずにその魅惑な美冴さんの憧れのストッキング脚の爪先を口に含むと、ビクッとその左脚を震わせ、喘ぎを漏らす。

 この僕にとっては堪らない魅惑的な爪先は、美冴さんにとってもより敏感な性感帯の一つである様なのだ。
 昔の、あの五年前の逢瀬を思い出しても、この爪先を舐める、しゃぶる、という僕の愛撫に敏感に反応し、身悶え、喘ぎ、淫れていた記憶がある。

 僕にとってこのストッキング脚の爪先が特別な存在である様に、美冴さんにとっても特別な存在感なのであろう…

「んっ、んんっ…」
 僕はそんなストッキング脚の爪先をしゃぶりながら、そう想い、そして上目遣いで喘ぐ美冴さんを見る。

 うわぁ、ヤバい…

 その喘ぐ姿が、顔が、目が、そして身悶えしているカラダが妖艶で淫靡なのである。

 さっきはそんな事を感じる、見る間も、気持ちの余裕もなく、あっという間に美冴さんに攻められてしまい、瞬く間にイッて気絶に近い寝落ちをしてしまったから全く判らなかったのだ。

 な、なんてキレイなんだ…

 なんて艶気だ…

 ワクワクワクワク…

 ドキドキドキドキ…

 ギンギンギンギン…

 昂ぶりと、高鳴りと、疼きが、どんどんと増してくる。

 ああ、堪らないやぁ…

 そして夢中に鳴ってストッキング脚の爪先をしゃぶっていく。

「はぁん、んんっ、あぁ、かずやぁ…」

 そんな淫らな喘ぎに更にドキドキしてしまう。

 だが、今度は頑張らなくちゃ…

 美冴さんを沢山感じなくちゃ…

 五年振りの憧れの、待望の、羨望の、切望の美冴さんなのである。

 もっともっとこの存在感を、感触を、美冴さんの全てを感じ、心に刻み込まなくちゃ…

 チュパ、チュパ、チュパ…

 僕は一心不乱にストッキング脚の爪先をしゃぶっていき、左手で右脚を爪先からゆっくりと撫でていく。

「ん、ふぅん、はん…」
 喘ぎながら更に身悶えをしていき、僕の心を刺激してくる。
 そして上目遣いで再び美冴さんを見た。

 えっ、あっ…

 な、なんだ、あっ、ああっ…


 


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