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シャイニーストッキング

第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2

 176 最後の夜(38)

「……あ、イヤ…なに、見てるの…」
 わたしは和哉の視線に気付き、そう訊いたのだ。
 和哉のチンポをしゃぶり、すっかり欲情に昂ぶらせ、挿入れて欲しく、いや、和哉が欲しくなり、チンポから唇を離すと、そんなわたし自身の想いが伝わったのか和哉は上体を起こし抱き寄せてくれながら欲情の熱いキスをしてきたのに、不意に唇を離し、わたしを見つめてきたのである。

「う、あ、はい…
 美冴さんを…心に刻もうか…って…」
 和哉はそう応えてきた。

「え、も、もぉ、そんな…イヤ…、恥ずかしい…」
 
 わたしを心に刻む…

 そんな和哉の囁きの言葉に急にわたしの心の昂ぶりが増してきたのだ。

 ドキドキドキドキ…

 え、最後の夜だから…

 わたしを…

 そんな想いの和哉の視線が急に熱く感じてきたのである。

 ズキズキズキズキズキズキ…

 そしてすっかり和哉をしゃぶり、欲しくなっていた子宮の疼きが激しく昂ぶり、また再び思考を支配してきた。

 ああ、和哉の目が…

 目が、感じる…

 感じちゃうぅ…

 わたしを心に刻むと囁いた和哉の目が妖しく輝きながら、ゆっくりとわたしの全身を見つめてきていた。

 ああ…

 そんな彼の視線に急に感じ始めてしまう。

 ああ…

 目を…

 鼻を…

 唇を…

 顎を…

 喉元を…

 鎖骨を…

 胸を、乳房を…

 乳首を…

 ああ、おへそからウエスト周りを…

 あ、アソコを…

 ストッキングの密着したガーターレスな太腿を…

 ストッキング脚を…

 ストッキング脚の爪先を…

 今夜のわたしの姿を…

 わたしの姿の全てを…

 和哉はその熱い視線で、まるで犯すかの様にわたしの全てを、全身を、見つめてくる。

 ズキズキズキズキズキズキ…

 ああ、和哉の目が…

 か、感じる…

 子宮の疼きが激しくなってきて、理性は吹き飛び、淫靡な思考に支配されてしまう。

「…ね、ねぇ…」
 わたしはそんな和哉の視線に犯され、昂ぶり、疼きに身を捩る。

 ああ、カラダが…

 アソコが…

 熱い…


「はぁぁ、か、かずやぁ…」

 すっかり興奮し、昂ぶり、高揚し、身を捩りながら名前を囁いた…




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