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シャイニーストッキング

第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2

 183 最後の夜(45)

「はっ、あっ、はっ、はっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「あああっ、か、かずやぁっ、ダメぇ、っくうぅぅぅ………」
 わたしはそう愉悦の悲鳴を叫び、連続二回目の絶頂感を全身を震わせながら迎えたのである。

「…っ、っんっはぁぁぁ…ぁ……」

「はっ、あっ、はっ、はっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 それでもまだ和哉は必死に腰のピストンを続けてきていた。
 止めたくても止められない様な感じであったのだ。


「あっん…ち…ちょ…っと…か…かず…やぁ…あ…ねぇ…と、止め…てぇ…」
 そしてわたしはそう喘ぎ、身悶えしながら両手をなんとか和哉の頬に当て、必死にピストンの動きを制したのである。

「…あ……はぁ、はぁ、ふぅ…」
 すると和哉はフと我に還った感じになりピストンの動きを止めた、いや、止めてくれたのだ。

「…あ、ん、はぁ、はぁ、あぁぁ…」
 わたしは和哉の下で絶頂感の余韻に身悶えしながら、身を捩り、吐息を漏らす。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」
 和哉も息遣いが荒くなっている。

「ふうぅ、は、も、もお…」
 わたしは絶頂感の余韻に疼きながらそう呟く。

「す、少し…ね…」
 少し休もう…そんな意味を込める。
 そして頬を両手で押さえていたから、そのまま和哉の顔を引き寄せて軽くキスをした。

 このキスで少し落ち着くかな…

 あぁぁ…

 ズキズキズキズキズキズキ…

 あまりの激しい和哉の突きに、二回連続で絶頂感を迎えてしまい、子宮がその絶頂感の快感の余韻に疼いていたのだ。

 今夜が最後だから…か…

 和哉の気持ち、想いは十分に分かるのだが少し激し過ぎる。
 さすがに二連続の絶頂感を迎え、少し休みたかった。
 そして淫らな思考もなんとか落ち着いたのである。

 ズキズキズキズキズキズキ…

 ふうぅ、すごい、凄かった…

 痛いくらいに子宮がまだまだ疼いている。
 
 あ…

 和哉の目も、少し落ち着いた感じに戻ったようだ。

「もお、凄いんだからぁ…」
「あ、すいません…なんか、最後だと想ってしまったら…つい…」
「うん、ほらぁ、また、謝ったよ…」
「あ…すい…あ…」
「いいのよ、ただ激しかったから…さ」
 
 そう話していると和哉がスッと横に位置し、後ろからわたしを抱きながら横たわってきた。

 

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