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シャイニーストッキング

第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2

 187 最後の夜(49)

「はぁ、あ、ん、ぁぁ、ふぅ、あ…」
 僕達は右側を下にして横向きに寝て、僕が後ろ横の右側下から腕を差し入れ乳房を柔らかく揉み、唇を耳元に当てて横寝バックの態勢で挿入れてゆっくりと動かしていく。
 すると美冴さんはそんな僕のゆっくりとした腰の動きに合わせるかのように、吐息ともため息とも喘ぎ声ともわからない様な声を漏らし、そして小さく震えてくる。

「はぁ、ぁ、ぃ、ぁ、ふ、ぅぅ…」
 だが確実に感じているのは、その声と小さな震えと、じんわりとカラダ全体が湿り気を帯びてきて体温も心なしか温かくなっている事で僕には伝わってきていた。

 ニュチャ、ニュチャ、ニュチャ…

 実は僕のチンポもかなり感じていて、とても速くは動かせなかったのである。
 まるでチンポ全体が蕩けそうな快感を感じていたのだ。

 うわぁ、気持ちいい…

 や、ヤバい…

「はぁ、ぁぁ、ぅ、は、はぁ…」

「うぅ、うっ、ぅ、ぅ…」
 僕も美冴さんの耳元で小さく喘ぎを漏らしてしまう。

 すると美冴さんの腕が少し動き、乳房を弄っている僕の手を力無く握ってきた。
 その繋がった手と、絡まる指先から美冴さんの昂ぶりが伝わってくる様である。

 ああ、美冴さん…

 心が震えてしまう。
 
 ズキズキズキズキ…

 そして一気にチンポが疼きを増してきていた。
 奥から、そう睾丸から精子が掛け登ってくる感じがしてきていた。

 ああ、堪らない…

 美冴さん、みさえさん、美冴さん…

 心の中で何度も、何度も名前を叫ぶ。
 そして僕は左側の腰辺りを押さえていた手をゆっくりと股間へと下ろし、指先をクリトリスへと導いていく。

「はぁん、っん、あっ…」
 左手の中指がクリトリスをまさぐり、指先の腹で小さく勃起している肉芽を弄った瞬間であった。

「う、っくうぅ…」
 全身をビクンと震わせ、喘ぎを上げた。

「は、か、かずやぁ、だ、ダメぇ」
 僕の右手を握る手に力が籠もる。

「あ、っくっ、っくっうぅ…」
 そして小さく小刻みにブルブルと震え、身悶えしてくるのだ。

「あっ、っくっ……」

 どうやらクリトリスの弄りがスイッチとなり、瞬く間にイッてしまった、いや、三度目の絶頂感を迎えたようであった。

「…あっ…っくうぅぅ…」

 ブルブルが小さなビクビクとした震えに変わった…





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