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シャイニーストッキング

第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2

 188 最後の夜(50)

「はぁん、っん、あっ…」
 わたしをゆっくりと貫きながら和哉の左手が股間に忍び寄り、スッと指先でクリトリスを弄ってきたのだ。
 指先でヒダを掻き分け、指先の腹で小さく勃起している肉芽を弄った瞬間であった。

「はぁっ、っくうぅ…」
 わたしは全身をビクンと震わせ、喘ぎを上げ、三度目の絶頂感を迎えてしまう。

「は、あ、か、かずやぁ、だ、ダメぇ
 あ、はぁ、っくっ、っくっうぅ…」
 そしてカラダを小刻みにブルブルと震わせ、身悶えしてしまう。

「あっ、っくっ…………」

 横バックの体位自体が既に快感を昂ぶらせ、そしてゆっくりと動く度にチンポが子宮の奥に当たり、絶頂感の我慢の限界であったのである。
 そこで指先でクリトリスを弄ってきたのだ、それがスイッチとなり、瞬く間に絶頂感が溢れ出してしまったのだ。

「……あっ…っくうぅぅ……」
 わたしは絶頂の喘ぎを叫び、激しい絶頂感にビクビクとカラダを震わせてしまう。
 だが、和哉のゆっくりとした腰の動き、つまりはチンポの出し入れの動きは止まらないでいたのであった。

 ニュチャ、ニュチャ、ニュチャ…

「………っくうぅぅ……」

 子宮が絶頂感でそんなチンポのゆっくりとした出し入れの動きに愉悦の震えを起こしている、そして指先でのクリトリスの弄りが更にジンジン、ズキズキと子宮を、膣を、快感の痙攣の如くに震わせてきていたのだ。

 ニュチャ、ニュチャ、ニュチャ…

「んあぁ、あぁぁ…んん………」

 子宮が、いや、カラダ全体が、いや、思考までが蕩けそうな快感と絶頂感であった。
 過去の男達、ゆうじや、大原本部長、健太からでさえこんな蕩けそうな快感と絶頂感を感じたことが無い。

 あぁぁ、蕩けそう…

 な、なんなの…

 ゆ、ゆっくり…とし…た動きのせ…いなの…
 初めての緩やかで深い、そして膣が、子宮が蕩けそうな快感の絶頂に思考までもが蕩けそうになっていた。

 ガーンと一気に思考が吹き飛んでしまうようないつものガンガンと攻め、突き上げるような快感の絶頂感ではなく、本当に緩やかに昂ぶりながら、ジワリジワリとジンジンと痺れ、蕩けてしまう様な快感の絶頂感なのであるのだ。

 そんな初めて感じる快感の絶頂感にわたしの心は戸惑ってしまっていた…

「…はぁ、か、かずやぁ…ぁ…あぁ…」

 


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