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シャイニーストッキング

第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2

 189 最後の夜(51)

「…はぁ、か、かずやぁ…ぁ…あぁ…」

 ニュチャ、ニュチャ、ニュチャ…

 このゆっくりした和哉の動きによるチンポの出し入れにより、子宮の奥が、アソコが、まるでアイスクリームが溶けてしまうかの様に、蕩ける様な快感の絶頂感がゆっくりと広がり続いてきていたのである。
 そんな初めて感じるゆるやかに続いてくる快感の絶頂感に、わたしの心は戸惑ってしまうのだ。

 あぁ、なんて快感なのぉ…

 下半身が、アソコが、溶けて、蕩けて無くなっちゃいそう…

 こんなに…

 こんなに、和哉は…

 和哉とのセックスが気持ち良かったんだっけ…

 確かに五年前のあの和哉との禁断の関係は、正にセックスに溺れた関係であったのだといえた。
 僅か二週間という短期間にも係わらず、毎日の様にヤリまくってしまってはいた。
 そしてヤる度に、ヤる毎に、和哉が大人の男として成長し、セックスのテクニックも上達していく様には驚きと違和感も感じてはいたのだ。

 だけど、ここまで感じたんだっけ…

 こんなに上手だったっけ…

 いくら空白の五年間という時間が空いていたとしても…
 あまりにも感じ過ぎなのである。

 ゆるやかに続く快感の絶頂感の波に漂いながら、わたしは戸惑いの想いを考えていたのであった。

 そうなのである、わたしはこのゆるやかな快感の絶頂感の波にユラユラと揺られ、漂っていたのだ…

 いつもの、そして、ちょっと前のガンガンと突き上げて意識が吹き飛んでしまう様な激しい絶頂感ではないのであるが、このゆるやかな快感の流れの海に漂よう様な絶頂感は初めての体験であったのである。

 ニュチャ、ニュチャ、ニュチャ…

「は……あ…か…かす…や…ぁ…」

 アソコのみならず、全身が快感の海に呑み込まれ、溶け、蕩けてしまいそうな錯覚に陥ってきていた。

 心地よい快感の絶頂感の海である…

 そんな海に、ユラユラと揺れ浮かび、漂っている様であったのだ。

「うあっ、み、美冴さんっ…」
 だが、和哉は突然叫び、わたしのカラダをきつく抱き締め、そして急に、いや、いきなり、ガンガンと腰を突き上げ、激しくチンポを出し入れしてきたのである。

 そしてつまりはその激しい動きにより子宮の奥が突く度にガンガンと突き上げられ、快感のウネリを子宮の奥から全身に響かせてきたのだ…




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