
シャイニーストッキング
第8章 絡まるストッキング7 本部長大原浩一
52 理由…
その時、急に律子の顔が浮かんできたのである。
そうだ…
律子だ…
この前の横浜の夜に律子もそう呟き、私の匂いに酔い痴れていた…
そして一瞬にして律子の顔が脳裏いっぱいに浮かんできたのである。
私の匂い、体臭が甘いのか…
オジさんの加齢臭じゃないのか…
だがきよっぺは昔から好きだった…
と、言っている。
昔からなのか…
甘い体臭なのか…
すると脳裏いっぱいに律子の顔が浮かんできたのであった。
あの若くて、美しい律子はそんな私のこの甘い匂いが大好きだ…
と、言っていた。
そして今、この目の前のきよっぺも同じ事を言っている。
ああ、律子…
ああ、きよっぺ…
二人は全く正反対なタイプなのである。
律子は170センチ弱あり、八頭身のモデル並みの美しさと妖艶さを兼ね備えたシャープな印象の20代の女性…
きよっぺは160センチ未満の痩せ過ぎず決して太ってもいない、そして全体的に柔らかく、暖かいイメージのある笑顔の絶えない利発で明るい40代の女性…
しかし、そんな両極端で正反対な二人の女性が私に対して同じ事を言ってくる。
あっ、そうか…
それは、おそらくこのきよっぺと律子の二人の私に対する想いが、見た目に反して同じで、私を好いてくれているという事なのだ…
だから私の体臭を甘い匂い…
と言うのであるのだ、と。
そしてこの胸の、心の騒めきと、昂ぶりは…
いつも律子に感じているこの不思議な昂ぶりの理由が、突然分かったのである。
そうか、このきよっぺにずっと抱いていた青春の甘酸っぱい想い、憧憬の想い、そして心残りの想いが、律子に相対すると心の奥から浮かんできて私の心を刺激し、揺るがしてくるのだ…
だから律子の声に、仕草に、いや、存在感自体に、私の心のレーダーがきよっぺの面影を無意識に感じてしまい、心が震え、揺らぐのか…
ずっと今まで律子に対して抱いていた、そんな不思議な昂ぶりの理由の一つが解消できたのである。
見た目は正反対でも、二人の想いは同じなんだ…
私を好いてくれているんだ…
「そう…か…」
無意識に声に漏れる。
あっ…
すると彼女はその私の声が合図の如くにキスをしてきたのだ。
「あ、んん…」
そして私は彼女を押し倒していく…
その時、急に律子の顔が浮かんできたのである。
そうだ…
律子だ…
この前の横浜の夜に律子もそう呟き、私の匂いに酔い痴れていた…
そして一瞬にして律子の顔が脳裏いっぱいに浮かんできたのである。
私の匂い、体臭が甘いのか…
オジさんの加齢臭じゃないのか…
だがきよっぺは昔から好きだった…
と、言っている。
昔からなのか…
甘い体臭なのか…
すると脳裏いっぱいに律子の顔が浮かんできたのであった。
あの若くて、美しい律子はそんな私のこの甘い匂いが大好きだ…
と、言っていた。
そして今、この目の前のきよっぺも同じ事を言っている。
ああ、律子…
ああ、きよっぺ…
二人は全く正反対なタイプなのである。
律子は170センチ弱あり、八頭身のモデル並みの美しさと妖艶さを兼ね備えたシャープな印象の20代の女性…
きよっぺは160センチ未満の痩せ過ぎず決して太ってもいない、そして全体的に柔らかく、暖かいイメージのある笑顔の絶えない利発で明るい40代の女性…
しかし、そんな両極端で正反対な二人の女性が私に対して同じ事を言ってくる。
あっ、そうか…
それは、おそらくこのきよっぺと律子の二人の私に対する想いが、見た目に反して同じで、私を好いてくれているという事なのだ…
だから私の体臭を甘い匂い…
と言うのであるのだ、と。
そしてこの胸の、心の騒めきと、昂ぶりは…
いつも律子に感じているこの不思議な昂ぶりの理由が、突然分かったのである。
そうか、このきよっぺにずっと抱いていた青春の甘酸っぱい想い、憧憬の想い、そして心残りの想いが、律子に相対すると心の奥から浮かんできて私の心を刺激し、揺るがしてくるのだ…
だから律子の声に、仕草に、いや、存在感自体に、私の心のレーダーがきよっぺの面影を無意識に感じてしまい、心が震え、揺らぐのか…
ずっと今まで律子に対して抱いていた、そんな不思議な昂ぶりの理由の一つが解消できたのである。
見た目は正反対でも、二人の想いは同じなんだ…
私を好いてくれているんだ…
「そう…か…」
無意識に声に漏れる。
あっ…
すると彼女はその私の声が合図の如くにキスをしてきたのだ。
「あ、んん…」
そして私は彼女を押し倒していく…
