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シャイニーストッキング

第8章 絡まるストッキング7      本部長大原浩一

 106 きよっぺ ⑫

「…ていうか、間違いなくあの頃よりは大きい筈だけど…」
 私は苦笑いしながら呟いた。

「え…、あ、だよねぇ、うん、そうよねぇ」
 きよっぺは怒張を見つめながら、そう囁いてくる。

「あの…恥ずかしいからそんなに見るなよ」
「え、あ、ごめん…
 でもさぁ、なんか、あの頃から凄く大きく感じたからさぁ、ちょっとさぁ」
 きよっぺも恥ずかしそうにしてくる。

「おいおい、もう40なんだよ、あの13歳のイメージは無くしてよ」
「うん、なんか、わたしさぁ、つい、あの頃にタイムスリップしちゃったみたくなっちゃってさぁ…」

 それは、私もそうである…

 きよっぺの感じ方が、喘ぎ方が、イキ方が、あまりにもあの頃と同じで、変わらなくて…

「ごめん…」
 きよっぺはそう言うと、ペロリと亀頭を舌先を回す様に舐めてきた。

「あっ」

 ああ…

 この舐め方も…

 最初にペロリと亀頭をひと舐めするこの舐め方も…

 全く変わっていない…
 同じなのである。

 こんなにも変わらないモノなのか?…
 私は少し驚いていた。

 だが、間もなくすぐに、その理由が分かったのである…

 きよっぺは怒張の元を掴み、亀頭を唇に含んでくる。

 ジュル、ジュルリ…

「は…ふ…」
 懐かしい快感であった。
 唇をすぼめ、唇の中で舌先を亀頭に絡めながらゆっくりと上下してくれる。

 ああ、変わらないわ…

「ふぅ…、でも、やっぱり大きいわよ」
 と、突然、唇を離してそう言ってきたのだ。

「えっ…」
 私はそんな彼女の大きさにこだわってくるその言葉に、少し違和感を感じてしまう。

「いや、オレのは、それほど大きい訳じゃないけど…
 普通、人並みサイズだけど…」

 そう、今までの人生で、こうまで大きいと言われた事は一度もなく、そして自分自身でも温泉や、公衆浴場とかで秘かな周りと比べて見ても、人並みサイズだと自覚しているのであるのだが…







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