
シャイニーストッキング
第8章 絡まるストッキング7 本部長大原浩一
107 きよっぺ ⑬
おそらく、自分自身のこの40年間の人生の中での経験上、私のモノはごく普通な、平均な、人並みサイズだと自覚していたのだが…
「あ…そうか…」
きよっぺは何か想い浮かんだようであった。
「何だよ…」
「あ、う、ううん」
そう首を振る。
「何だよ、言ってみなよ」
「うん…、でもなぁ…」
なんとなく言い辛そうだ…
「なに?、言ってみなよ」
「うん、怒らないでね…」
「ああ…」
「あの…ね…
前の彼の、ううん、元旦那のがさぁ…」
目を逸らしながら話してくる。
「多分、元旦那のがさぁ…
ち、小さい、小さかったからなのかなぁ…」
と、小さく、呟くように言ってきたのだ。
「元旦那の…が…」
「うん…
間違いなく今のこっぺより小さい、小さかった…の」
「そ、そうなんだ…」
「うん、ひとまわり細くて少し短いかなぁ」
「そ、そうなんだ…」
その答えは私にとっては意外であったのだが、反面、妙に理解もできた。
つまりは、私の前に抱かれていた男のモノと比較する事は、普通の事であると思われるからである。
ただ、それ位の事で、こんな反応をするきよっぺに対してなんとなくだが、違和感が拭えないでいた。
それに、今、訊いた範囲ではそこまで小さいとは思えず、逆に、ああなるほど、と、思ってしまっていたのである。
それは…
「うーん、そのサイズだと確かに昔の、あの頃のオレと同じようなサイズかも…」
と、いう事であるのだ。
「でしょう…だから、なんかさっき、こっぺのがすごぉく大きく感じちゃってさぁ」
「なるほど…」
だが、まだ違和感は拭えていない…
「昨夜はさぁ、実は、もう、わたしテンパっちゃってさぁ、全然気付かなかったのよ」
「テンパっちゃってってぇ…大袈裟な」
「ううん、マジ、実は、チョー緊張…」
「そんな感じに見えなかったけどなぁ」
「本当よぉ、心臓バクバクだったんだからぁ」
大きな瞳を輝かせながらそう言ってきたのだ。
ウソじゃないみたいだが…
なんとなく、42歳になる熟女の言葉とは思えなかった。
もっと何かある…
何かありそうだ…
そして私はきよっぺを抱き寄せ、再び唇を合わせた。
「あ…んん…」
声が震える。
もしかして…
「もしかして…」
私は、唇を離して呟いた…
おそらく、自分自身のこの40年間の人生の中での経験上、私のモノはごく普通な、平均な、人並みサイズだと自覚していたのだが…
「あ…そうか…」
きよっぺは何か想い浮かんだようであった。
「何だよ…」
「あ、う、ううん」
そう首を振る。
「何だよ、言ってみなよ」
「うん…、でもなぁ…」
なんとなく言い辛そうだ…
「なに?、言ってみなよ」
「うん、怒らないでね…」
「ああ…」
「あの…ね…
前の彼の、ううん、元旦那のがさぁ…」
目を逸らしながら話してくる。
「多分、元旦那のがさぁ…
ち、小さい、小さかったからなのかなぁ…」
と、小さく、呟くように言ってきたのだ。
「元旦那の…が…」
「うん…
間違いなく今のこっぺより小さい、小さかった…の」
「そ、そうなんだ…」
「うん、ひとまわり細くて少し短いかなぁ」
「そ、そうなんだ…」
その答えは私にとっては意外であったのだが、反面、妙に理解もできた。
つまりは、私の前に抱かれていた男のモノと比較する事は、普通の事であると思われるからである。
ただ、それ位の事で、こんな反応をするきよっぺに対してなんとなくだが、違和感が拭えないでいた。
それに、今、訊いた範囲ではそこまで小さいとは思えず、逆に、ああなるほど、と、思ってしまっていたのである。
それは…
「うーん、そのサイズだと確かに昔の、あの頃のオレと同じようなサイズかも…」
と、いう事であるのだ。
「でしょう…だから、なんかさっき、こっぺのがすごぉく大きく感じちゃってさぁ」
「なるほど…」
だが、まだ違和感は拭えていない…
「昨夜はさぁ、実は、もう、わたしテンパっちゃってさぁ、全然気付かなかったのよ」
「テンパっちゃってってぇ…大袈裟な」
「ううん、マジ、実は、チョー緊張…」
「そんな感じに見えなかったけどなぁ」
「本当よぉ、心臓バクバクだったんだからぁ」
大きな瞳を輝かせながらそう言ってきたのだ。
ウソじゃないみたいだが…
なんとなく、42歳になる熟女の言葉とは思えなかった。
もっと何かある…
何かありそうだ…
そして私はきよっぺを抱き寄せ、再び唇を合わせた。
「あ…んん…」
声が震える。
もしかして…
「もしかして…」
私は、唇を離して呟いた…
